バナナオムレツトースト

朝食 14.7,2020

世田谷区の保健福祉センターに連絡してたけど、もう行くのをやめた。病気の事も沢山調べたけど、もうやめた。私が頑張ったって、何も変わらない。

麻婆豆腐

中華 13.7,2020

午前に渋谷で一本仕事をして、そのままフジモンとランチ。
フジモンは臨床心理の勉強をしているから色々が話しやすい。それに、きちんと私が哀しいかどうかを聞いてくれて、決して判断しない。「頑張ってね。逗子に遊びに来て!」そう言って三茶まで車で送ってくれて、バイバイした。

14時30分、今日は別の心療内科へ。
やっぱり同じだった。先生はこないだの先生と同じ事を言っていた。「溺れても助けを求めない人を助けようとしても無理です。旦那さんの意思に任せるしか有りません。それに、依存症の方は簡単には変わりません。変わらない人とどう生きるかです。離婚を促しているわけではないですが、自分の事を考えて下さい。」ここまで色々があっても簡単に彼を見捨てられないのが私の意思だ。だけど、何だかとても虚しくて不毛な意思だ。全部一人芝居だ。そして、結局あれから夫は家に帰らない。夫は大きな失態を起こして、沢山の人に迷惑をかけても家に帰らない。そんな夫の心を想像出来るが、それが本当だとは認められないでいる。私の感情なんてそんな所だ。暗くてちんけだ。捨ててしまいたい。

今夜は麻婆豆腐。大皿で作ってわいわいと楽しく誰かと箸をつつく食事。
私は夫の様に逃げ回りたくない。私の麻婆豆腐は美味しい。何気なく入れたセロリの食感が最高だった。

麻婆豆腐
フライパンに油をひいて、ニンニク・生姜を炒めて火が通ったら、肉を炒める。肉が軽くい溜まったらおじさんの瓶、野菜を入れる。野菜に火が通ったら水、鶏ガラスープの素、豆腐を入れて煮込み。火が通ったら片栗粉を入れる。お好みで花椒を。
▽ 材料 ▽
豚ひき肉
ニンニク・生姜 1片ー微塵切り
豆腐 1/2丁ー塩を入れて湯で軽くボイルしておく
セロリ 1/2本ー粗微塵切り
ナス 2本 ーひとくち弱サイズにカット
おじさんの瓶 [老干媽] 大さじ2
鶏ガラスープの素 小さじ1
片栗粉

青柚子のセビーチェ

エスニック 11.7,2020

午後すぎに心療内科へ行った。
「まずは状況を保健士さんに相談して、それから先生とお話となります。」受付の方に部屋へ通される。保健士さんに、淡々と数年記録してきたお酒の事を伝えた。先生との診察を待つ間に目に涙が溢れてくるのをぐっと堪える。先生に会ったら絶対に泣いてしまう。だけど、今日は夫のアルコールの事を聞きに来た。私の話をしている場合じゃない。落ち着いて何が聞きたいのか頭で考える。冷静に。冷静に。

5分も経たないうちに診察室へ呼ばれる。先生は想像していた感じの先生じゃなくって、何だか浪人生みたいで、ぼさぼさの頭で、静かな目で私に言った。「菊地さんはどうしたいの?」きょとんとしてしまった。「依存症は本人の意思がなきゃ治らないから。家族が病んで離れて、色々を失って失敗して、生活保護を受けて孤独死する。よくある事。」家族がここに来ても意味ないから。そんな風に聞こえた。待合室で私は何を想像してたんだろう。「だけど、先生、わたし寝ずに仕事行ったり、夫のアルコールのことで精神的にも本当に辛くて。暴れたり喚いたりもあるし、この生活は異常なんですけど。」「短期間で高ストレスが急激に溜まったら辛いのは当たり前です。」せっかくここまで来たんだから、何か私が出来る事を知りたい。頭の中をあちこち探し回るがいい質問が出てこない。

今日のは一体なんだったんだろう。
「もう十分色々な手を尽くされて今日ここにいらっしゃったんですね。大変でしたね。」保健士さんから優しい言葉をかけてもらって嬉しかった。病院を後にすればするほどに、心が軽くなる。夫はただの依存症。それは家族の事だけど、夫にしか治せない夫の問題なんだ。私が大事に抱えていた大きな問題は、私の問題じゃない。何だか不思議な気持ちだった。

夜、渋谷で友人の展示を見に行った後、そのまま食事をした。
人が悲しむ話はしないようにと決めているんだけど、口から言葉がぽろぽろと出てきた。「今日、夫の事で心療内科行ってきてさ。」お酒がそんなに入ってるわけじゃないのに、ぽろぽろと話した。全部話し終わると、「もっと話していいんだよ。ひとりにならないで。そんなに辛い想いをしなくていいんだから。」想像してたのとは全然違う声が返ってきて、そっかって。何だか、友人のいる目の前にあるこの世界に安堵した。胸のキリキリが静かに薄れていった。家への帰り道は長くて真っ直ぐで、高台にあるから晴れた日は富士山が、夜は東京の街や首都高が見える。ここ数ヶ月はこの道に入ると一人になれるからか、いつも涙がでたのだけど、そういえば今夜は泣くことを忘れてた。

青柚子のセビーチェ
ボウルに青柚子胡椒、塩、青柚子の絞り汁、たこ、玉葱、セロリを入れる。
フライパンにオリーブオイルひいてニンニクを軽く色づくまで火を通して、ボウルに入れて混ぜ合わせる。
▽ 材料 ▽
青柚子胡椒 [青柚子の皮をすりおろし、青唐辛子のミンチと塩と混ぜ合わせる。青柚子2:青唐辛子1:塩小さじ1くらい]
青柚子の絞り汁 1個

たこ
玉葱 1/4個ー微塵切り
セロリ 1本ー微塵切り
ニンニク 1片ー微塵切り

トマトのおひたし素麺

和食 11.7,2020

夜中の12時、夢の向こうで何度もチャイムが鳴る。テコがギャンギャン吠えている。慌てて起きたけれど、現実なのかがよくわからない。ただ心臓がバクバクして今にも飛び出しそうなくらいだ。外で誰かの言葉が聞こえる。インターホンに出ると「菊地さんですか?旦那さんが行方不明なんです。今日1時から深夜のラジオ放送なんです。」声から顔面蒼白なのがわかった。手と足が震えてる。嫌な予感がしてた。この2日間は深夜の仕事でお酒を呑んでいなかったから、今日は何だかまたアレが来そうな気がしてた。

インディーズで活動している夫にとって、ラジオ出演はチャンスだった筈だ。夫は早い時間から酒が入り、行きつけの居酒屋の店長に悪態をついて、祐天寺で寝ていたという。結局夫を見つける事が出来て、ぎりぎりラジオには間に合ったが、放送では呂律が回っていなかったと翌日に聞いた。夕方に夫の店に行き話をする。「お酒が呑みたいから離婚でいい」私を睨む夫。もう自分が自分じゃないんだろう。そんな気がした。

こうして殆ど寝ずに撮影に行くのも毎週のようにやってる。頭と身体が鉛みたいに、心も鉛みたいになって、写真を撮りに行く。現場でようやく生きてるみたいになって安心する。今日も雨が降ってる。鬱陶しいくらいに溜まってる私の鬱憤が弾けてゆく気がした。このまま全てが道路に弾く水みたいになくなればいい。私が夫の前に並べた正論に、彼もきっと苦しんで来たことだろう。夫はきっと私に向き合ってほしくないんだと思う。私が向き合いたいと思うように、夫は向き合ってほしくない。これから、心療内科へ行く。私の話じゃなくって夫の話をしに。

トマトのおひたし素麺
▽ 材料 ▽
素麺
トマトのおひたし 湯剥きして麺つゆに漬けて冷やしたもの
麺つゆ
キムチ
冬瓜の金平 冬瓜の皮をごま油と醤油で炒めたもの
ごま油

昼食

和食 07.7,2020

友達が結婚するみたい。
結婚っていいなぁって思う。すごい事だと思う。
全く知らなかった人とこれから一生一緒にいましょうっていう約束をして、その約束をしたら、この人は私と一生一緒にいる人なんです。夫なんです。妻なんです。って人に紹介したりして、大好きで大好きでたまらなくて、そういう契約をする。そうじゃない場合もあるかもしれないけれど、大半はそうだ。なんてすごい契約だろう。誰かの結婚の話を聞くと、堪らなく嬉しくなる。

昼食
鶏手羽元と冬瓜を炊いた味噌味のスープにししとうを。 [味噌は薄め、鶏出汁がよくでているから]
雑穀米
餃子
ぬか漬け

エッグトースト

朝食 06.7,2020

夫からメールが入る。
「一緒に京都や大阪を旅行しませんか。」

返信しなかった。夫がしたい事はわかってる。だけど、今、向き合わないと、あなたは一生これを続けてしまう。

モッツァレラとトマトのスパゲッティー

洋食 05.7,2020

幸せになった時に、こんなに惨めで、寂しくて、寒かったことをよく覚えておこう。今がどん底なんだから、よくなったときに読み返そうと。その日に何を食べたかまですべて、どん底生活の記録を続けていました。林真理子さんの “野心のすすめ” の一節。

2018年12月27日、夫への手紙をメモしていた。
もうこれ以上お酒を呑むのはやめてほしい。私の心と身体は限界にきています。私も反省する所があるからゼロからやり直そう。

一ヶ月前にも同じ事を夫へ伝えていた。だけど、私の反省する所って?
家に帰らない、仕事も何をしているのかわからない、嘘をつき呑み続ける夫に、朝方家に帰れば怒り狂う夫に、女と呑んで独身みたいに遊んでいる酒癖の悪い夫に、「家に帰って!」「いい加減にして!」と怒るのは反省する事なのだろうか。2018年のいつか、いつもの様に朝まで帰らない夫と揉めて、そのまま殆ど寝ずに仕事へ行った。帰宅すると夫は泥酔状態のままベッドを占領していた。酒気漂う部屋を後にし近所のPRONTOへ走り、とにかく何か食べて元気になろう!と頼んだトマトスパゲッティー。あまりに美味しくって夢中になって食べて、気づいたらそこで寝ていた。当時も大分痩せたから食事をきちんとしてなかったんだと思う。また2年前と同じ事を繰り返してる。

日記やノートは気持ちを爆発させる場所だと思ってた。だけど、そうじゃない。もう二度と同じ事を繰り返さない為の記録。きちんとそれを覚えておく為の記録。毎日が変化して毎日を必死に生きているように思っていたけれど、変わっているのは目の前の景色だけであって、私も変わってないのかもしれない。夫のいい所を数え切れない程知ってるけど、夫との生活は想像以上に辛いことの連続だ。

モッツァレラとトマトのスパゲッティー [PRONTOパスタをアレンジ]
パスタを茹でる。

フライパンにオリーブオイルとモッツァレラチーズ以外の材料を入れ温める。茹で上がったを入れ、残りの材料を入れて混ぜ合わせる。お好みでブラックペッパーを。
▽ 材料 ▽
パスタ 100g
ツナ缶 1/3缶
トマト缶 1/2缶
モッツアレラチーズ 好みの量
ナンプラー 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1

水餃子

中華 03.7,2020

旧友と久しぶりにお喋りした。たぶん、7年ぶり。沢山を忘れてたけれど、直ぐに思い出した。ぴんと伸びた背筋、辞書から出てくるような角張った言葉に、単調で長くてゴールの無いお喋り、全く変わってなかった。だけど、少し大人になった。もしかしたら、夜の街でよく遊んでると言ってたからかもしれない。どこかすれてた。夜の街はもう好きじゃ無い。どこに自分の世界を作るかは自由だけれど、私は好きじゃない。30才を過ぎた頃から毎晩のようにお酒を沢山呑んで、夜な夜な街を徘徊してコンパクトカメラで夜を撮った。すごく気持ちよかった。だけど、来る日も来る日も曖昧で同じ夜ばかり。同じ夜だけが写ってた。人も街も花もぶれて、どれもちゃんと愛してなかった。哀しい事があっても哀しく無い、お酒のせいで心が麻痺して何だかいつも他人事のよう。映画だとかドラマを見ているような毎日。お酒のせいで記憶はどこかに消えて全てが楽しかった。そんな夜に夫と出会った。夫は今もあの夜にいるのかもしれない。12時を過ぎた頃「もう帰るね。」三軒目に行きたそうな友人を置いて帰宅した。私は同じ場所にいるのが好きじゃ無いみたい。ごめんね。ありがとう。

水餃子
材料をボールに混ぜ合わせる。具材を巻く。
多めに沸かした湯で5分ほど、ぷっくりして浮き上がってくるまで。
▽ 材料 ▽

卵 2個-炒り卵を作る
舞茸としめじ 1/2袋-みじん切り
豚ひき肉 150g
醤油 大さじ1
酢 大さじ1
チキンスープ 大さじ4〜5-鶏肉をボイルして出た出汁
鶏ガラスープの素 小さじ1

きのこと檸檬のスパゲッティ

洋食 02.7,2020

朝ベランダでバナナに滑ったみたいに転んで尾てい骨を打った。スローモーションに傾いてゆく身体 ”あ、やったな。” その次の瞬間にお尻がどすんと窓のへりに落ちていった。自分を呪いたくなるくらいに最悪な時は冷静だ。どんな時だってそう。怖くて仕方ない時も悲しくて仕方ない時も、その瞬間に心は止まってる。まるで電波の悪い電話みたい。心の音が来ない。そこには多分タイムラグみたいのがあって、聞こえる筈の声を待ってる。

きのこと檸檬のスパゲッティ
パスタを茹でる。
フライパンにきのこのオイル煮を入れて温める。茹で上がったパスタをフライパンに入れ、調味料を入れて混ぜ合わせる。最後に檸檬を絞る。
▽ 材料 ▽
パスタ
バジル
きのこのオイル煮
▽ 調味料 ▽
オリーブオイル 大さじ1
醤油
檸檬汁
黒胡椒

にゅうめん

エスニック, 和食 01.7,2020

今日は食欲が無い。昨日も食欲が無かった。一昨日も、その前も。その前は寿司を食べた!
どんどん意思とは逆行して痩せていく身体。困る。全然食べたくない。だけど、食べる。「食べる事は生きる事だから。」野村さんっていう絵描きのお友達が教えてくれた。「食べるは愛よね」って。だから食べよう、いっぱい食べよう。

にゅうめん
スープの材料を火にかけて沸騰した止める。黒胡椒は最後にお好みの量を。やや多めが美味しい。
別鍋で素麺を茹でて他の材料と共にお皿に盛る。
▽ 材料 ▽
素麺
梅干し 1個
ミョウガ 1個ー厚めの千切り
生卵
▽ スープ ▽
水 1カップ
ナンプラー 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
黒胡椒

カツオのたたき

和食 30.6,2020

朝方に初めて姉に相談する。ずっと家族には隠してた事。
話すつもりは無かった。心配をかけたくなかった。それに、話したら現実になる。だけど、もう限界だったみたいで、姉の声を聞いたら涙が止まらなかった。

これはやっぱりただの酒乱じゃ無いんだ。これで2度目のお酒の時期。春からずっと心は恐怖で破裂しそうだ。不安を拭う事しか出来ない。ここから逃げ出したいけど、優しい夫が帰る事を信じたい。

毎日毎日が地獄みたいな場所になっていく。夫は酒からどんどん抜け出せなくなっていく。酒が入れば入るほどに自分がコントロール出来なくなって、性格も変わっていく。暴れる。怒鳴る。喚き散らす。繰り返し、繰り返し、最悪が積もっていくだけ。

もうどうしていいのかわからない。それに、知ってる。私はこれから起こる事を知ってる。これから、もっともっと最悪が始まる。

まぐろ丼

和食 29.6,2020

2018年11月、京都出張からの帰りの新幹線の中、隣同士に座った編集長であり、友人でもあるりょーこちゃんに話をした。「実は、夫がまた酒を始めたの。」京都出張なんて楽しみしか無かった筈なのに、毎日がどんよりして真っ暗で、今にも溢れそうな涙をぐっと、出張1日目も、2日目も、ぐっと喉の奥の方でこらえた。あの日の事を急に思い出した。彼女は夫の酒乱について知っていたし、私がそんな夫を支えて、色々と大変な日々を送っている事も知っていた。それに、元々音楽畑からこの業界に入ったから、そういう男に対する理解も早かった。だけど、その日は何だか違った。「許せない。」りょーこちゃんの内側から出てくる静かな怒りを聞いた。あの時間が虚しかったことを急に思い出した。あれから2年。夫の酒はこの数ヶ月であっという間に戻ってしまった。これで3度目。多分私が知る3度目のお酒の時期に入った。どこかで気づいていたけれど、踏み入れる事が出来なかった。知る事が怖かった。夫はただの酒乱じゃない。他にも心の病を少し持ってる。ただの夫婦喧嘩でも、ただの酒乱でも無い。もう夫は数ヶ月、この家では幽霊みたいになってる。いるのか、いないのかわからない。作った食事は、朝になるとあさって食べた後がある。

一昨日、久しぶりに夫と会えて話をした。苛々が止まらない夫が動物みたいに威嚇して殴りかかってこようとする。”この人何やってんだろ。何が言いたいんだろう。” 怒り狂った夫は話すのをやめて、ベッドで寝た。30分後、「また連絡する。」さっきとは別人の穏やかな夫がそう言って出て行った。りょーこちゃんはあの日、私の目を見て話してくれなかった。彼女の横顔を思い出す。

夏野菜のポークカリー

カレー 28.6,2020

昼に電話がかかってくる。「今夜、話そう。鍋が食べたい。」
ようやく夫と話せるんだと思って嬉しかった。スーパーに行って、夕飯の支度をした。すごく嬉しかった。

20時頃、電話が鳴った。

「まとさんから大事な話があるって連絡きて、今日は仕事の打ち合わせで遅くなる。」
「じゃあ、打ち合わせ終わるの待ってる。話がしたいから。」

電話を早々に切った夫にLINEした。 “お願いだから、話したい。お願いだから今日は帰って。待ってるから。”

デジタル時計が刻々と変わっていくのを夜中の間に何十回も見た。夫のお気に入りの時計。こういう夜中は何十回と体験してる。つい二年前も。結局、夫が帰ったのは朝方だった。完全に泥酔して床に潰れてる。横に夫の携帯が床に転がっていた。怒りや憎しみがこみ上げてきて、携帯を開いた。

わかってた。携帯を持った時にダメだって思ったのはわかってたからだ。この数ヶ月、夫は遊んでいた。沢山の女性とも遊んでた。夜中の12時以降に沢山の数の女性が夫とLINEを交換し、翌日に昨晩の話をしてる。夫は世界では独身だった。それに、世界は夫の事をピュアな男だと言ってた。ファンには可愛いとまで言われていた。もう40歳なのに。だから、夫も知ってる。自分が何をしようが、ピュアだから仕方ないって事を。知らないのはこうして携帯を見てしまった私くらい。今はみんなが自粛してる。だけど、夫は毎晩の様にまた酒を浴びる様に飲んでる。

2年前と同じだ。夫の酒も、嘘も、完全に戻った。

納豆パスタ

洋食 26.6,2020

幸せはある日突然いなくなる。
だから、日記を書いておくといい。すごくいい。
本当に人間って馬鹿だなぁと思うのだけど、直ぐに忘れる。それに直ぐに自分の都合の良いように記憶を書き換える。だから、今日感じている事を忘れずに記録しておく。想像を遥かに超えて、不幸と幸福の比率は断然幸福の方が多い。だって、生きている事自体がポジティブだから明日を迎えようとしているのなら既に幸福スタートなのだ。私の最近は最悪の超最悪どん底だ。だけど、日記を読み返していたら、ちょっとハッピーになった。ハッピーだった日の温度を思い出したら、少し温まって、かちかちの心が緩む気がした。今日も日記を書こう。

納豆パスタ
▽ 材料 ▽
オリーブオイル
パスタ
納豆 1パック
しそ 多め
麺つゆ
黒胡椒

砂肝の月桂樹炒め

エスニック 25.6,2020

砂肝の月桂樹炒め
フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを炒め、肉、酒を入れて放置。月桂樹を入れる。肉を裏返して火が通ってきたら調味料を入れる。
▽ 材料 ▽
砂肝
にんにく 1片ーみじん切り
オイスターソース
黒胡椒
月桂樹 3、4枚

肉味噌

和食 24.6,2020

朝の5時に帰宅。昨晩は仕事だと言ってたけど、朝まで飲み歩いてるだけの様だった。大分泥酔してる。機嫌がいいみたいで鼻歌を歌ってた。「これからは、週1回だけ帰る。酒は止めない」と言った。これが夫の出した答えだった。

肉味噌
フライパンに油をひき、ニンニク、挽き肉を炒める。
野菜を入れて軽くしんなりしてきたら、調味料を入れなじませる。最後に卵を落とす。
▽ 材料 ▽
挽き肉
にんにく 1片ーみじん切り
小松菜 1束ー細かく切る
青葱 1束ー細かく切る
卵 1個
味噌
オイスターソース

とうもろこしご飯

和食 22.6,2020

とうもろこしご飯
米をセットして、とうもろこしを剥き、横半分に切り、縦方向に身を切り離す。
芯の部分と身をセットした米の上に乗せて炊く。炊きあがったらバターとパクチーを入れる。炊く時に塩をひとつまみ入れるか、炊きあがりにナンプラーで塩見をつける。

▽ 材料 ▽

とうもろこし
パクチー
バター
塩、ナンプラーなど

アボガドと蛸のマヨ和え

酒の肴 20.6,2020

簡単で最高です。
ご飯を作る気力がない日に。

アボガドと蛸のマヨ和え
アボガド 1個
茹で蛸
赤玉ねぎ 1/4ー薄くスライスして水にさらす
紫蘇 細かくちぎる
ナンプラー
マヨネーズ
レモン汁
チリペッパー

ごはんと味噌汁

和食 19.6,2020

数日、ちゃんと食べていなかったように思う。米を炊き、味噌汁を作って、ぬか床からぬか漬けを出す。明太子、納豆。梅干しをご飯にのせて、頂きます。

鯖カリー

カレー 15.6,2020

毎晩泥酔して夜更けに帰宅する夫に、泣いて怒った。
私の感情を露わにしたらいけないってずっと我慢してたけど、限界だった。
夫は向き合う事が多くなればなる程にお酒も色々も悪化する。わかってたのに怒ってしまった。

夫はそのまま家出した。

鯖カリー
鍋にあぶらをひきクミンを炒める。ふつふつと泡がたち香りがしたら、にんにく・生姜をいれて軽く炒め、玉ねぎを入れる。玉ねぎが透き通ってきたら、塩、チリ、ガラムマサラを入れてなじませる。
サバ缶、トマト、水1カップを入れて煮込む。最後にクリームをいれて味を整える。
▽ 材料 ▽
サバ缶 1缶
ミニトマト 10粒ほど
玉ねぎ 1/2個 小さめにざく切り
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
植物性クリーム 1/2 [動物性クリーム、ココナッツクリームでも良い]
チリ 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1

うなぎちらし

和食 13.6,2020

別に特別な日じゃないけど、今日は鰻ちらし。
お酒や色々な毎日がずっと続いてる。コロナも、この毎日からも早く抜け出したい。長い長いトンネルにまた入ったんだと思う。

明太パスタ

洋食 12.6,2020

30才そこそこで、師匠の元を独立してぷらぷらしていた私は日々明太パスタに埋もれていた。弟子入りしてみたものの、やっぱり商業は合わないと直ぐにやめたくなったアシスタント業、師匠に迷惑をかけたくないの一心で続けた。そんなアシスタント業をふんわり卒業した頃だった。夫がやっていたバーの料理を私が担当していて、口うるさい夫(本人曰く「全国をツアーで回っているから俺はグルメなんだ。」そう、だけど真実は闇。)を唸らせる料理を色々と考案した。パスタは幼少の時にボンゴレ狂になって以来、いつしかパスタのパの字も出てこなくなって数十年。明太パスタなんて人生で片手くらいしか食べたことが無かった。魚の卵と麺だけなんて、身体に悪くて変な食べ物だなぁと思っていた。どうしてこのレシピに辿り着いたのか全く覚えてないけど、色々がちょっとずつ変化してこうなった。超がつくジャンクレシピ。

当時、何者にもなれない先の見えない不透明な毎日の連続の中でぼんやりしてた。若さ故か苦しくは無いけれど、心のどこかが寂しかった。今更後悔しても遅い。周りの子と足並み揃えて写真大学でもスタジオでも出て写真をきちんと学んでおけば、もっともっとスマートに写真を生業に出来ただろうに。お金をかけて必死に大事に育ててくれた親が泣くのも無理が無い。親のせいにするのは申し訳ないけど、親がヒッピーだったから悪いんだ。そんなスピリッツが絶対私の身体のどこかにいるはずだ。

言い訳だけど。だけど、いい事がひとつ。明太パスタが大好物になった。ピンク色のパスタを見ているだけでうっとりする。大分遠回りをしてきたけれど、明太パスタが好き。

明太パスタ
ボウルにスパゲッティ以外の材料を入れる。茹で上がったスパゲッティを入れて混ぜて出来上がり。
▽ 材料 ▽
スパゲッティー ちゃんと茹でる
バター 10g
明太子 適量
雪印メグミルクのホイップ 植物性脂肪40% 大さじ4〜8[このホイップの甘さが隠し味]
昆布茶 小さじ1
ブラックペッパー

夏野菜の煮浸し

和食 11.6,2020

冷蔵庫にあると安心する。冷えた煮浸しをぼーっとタッパのまま食べる。

夏野菜の煮浸し
フライパンに多めの油をひいて、中弱火で野菜を揚げ焼きする。
麺つゆを入れて軽く弱火で煮込む。
▽ 材料 ▽
夏野菜 大きめにカットする
麺つゆ

アサリのバジル炒め

エスニック 10.6,2020

1年半ほど男性のカップルの食卓を撮っていた時に教えてもらったレシピを思い出して作ってみた。多分ちょっと間違った。これはこれで美味しいけれど、彼が作った方が断然美味しかった。

アサリのバジル炒め
フライパンに油をひいて、ニンニクを炒める。アサリを入れて酒を入れて酒蒸し状態にして蓋をする。殻が開いたら、野菜を入れて強火で炒める。調味料、バジルを入れて出来上がり。
▽ 材料 ▽
にんにく 1片ーみじん切り
あさり 砂抜きをしておく
パプリカ 赤、黄 1/2個ーざく切り
バジル
▽ 調味料 ▽
ナンプラー 大さじ1
オイスターソース 大さじ1

スンドゥブチゲ

エスニック 08.6,2020

お昼は夫とマックを食べた。久しぶりの夫との外食。楽しかったと思う。だけど、楽しい時をどう楽しんだらいいのかよくわからなかった。

食事を済ませて直ぐに夫は出かけた。「どこに行くの?」そう聞くと、「色々。」いつも通りだ。「俺は仕事で忙しいんだよ、また連絡する。」「夜から打ち合わせだから。」同じ言葉を台詞のように話す夫。そこには血が通っていない何かがいるみたいだ。

今夜の夫の夜食にスンドゥブチゲを作る。これからは馬鹿になろうと思う。あれから夫からお酒の話は一切無い。今が楽しければいいんじゃないか。もう面倒な事は考えたくない。私は、ただ平和で生きたいだけ。

スンドゥブチゲ
鍋に油をひき、にんにく・生姜を炒め香りがでたら、肉を入れる。肉に軽く火が通ったら、キムチを入れて軽く炒めたら、水を3カップほど。他の野菜や豆腐、味噌以外の調味料を入れて煮込む。最後に卵を落として、味噌で味を調整。
▽ 材料 ▽
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
豆腐 一丁
豚こま肉 100gほど
ニラ 1束ー3cm幅にカット
ネギ 15cmほどー縦半分に切り、横は3cm幅に切る長芋 5cmー角切り
卵 2個キムチ
アミの塩辛 小さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
味噌 大さじ1弱

自家製スィートチリソース

エスニック 07.6,2020

自家製スィートチリソース
鍋に片栗粉以外の材料を入れて火にかける。片栗粉でとろみをつけて出来上がり。
▽ 材料 ▽
にんにく・生姜 大さじ1ーすりおろす
チリペッパー 小さじ1
きび砂糖 大さじ2
酢 大さじ2
片栗粉

酢醤油煮玉子

和食 05.6,2020

しばらく家を不在にしてた夫が九州土産だと言って醤油を持って帰ってきた。夫はそういう時に嬉しそうな顔をする。だいたいわかる。今から嬉しい顔をするぞーってなるから。醤油好きな私としては、醤油を貰うのはめちゃくちゃ嬉しいのだけど、本当はその顔の方が嬉しい。

友達と会えるようになった数日、みんなが口を揃えたように「自粛生活エンジョイしてたよ~。」と言てった。なんだか一人だけ浦島太郎みたいな気分。夜は友人らと渋谷で焼肉を食べて帰宅。コロナで世界が一変したのに、東京にいる友人達はいつもと変わらない。

夫は今日も闇酒場だと思う。作った煮卵が冷蔵庫で冷えたままだ。渋谷からの帰り道。夜がずしりと重い。高台にある我が家までの一本道が好きだった。夜になると遠くに見える首都高が光って見えるのが気に入ってた。だけど今日は違う。いつまでこの地獄は続くんだろう。帰らない夫を待つ夜は長い。だけど大丈夫、明日こそきっといい日がくる。明日こそ世界は私を傷つけない。

酢醤油煮玉子
▽ 材料 ▽
九州の甘い醤油 大さじ3
米酢 大さじ2
ニラ みじん切り
半熟にボイルした煮玉子

うな丼

和食 04.6,2020

「やっちゃんから鰻が送られてきたから一緒に食べようよ。」

何日ぶりだろう。夫との食事。夫は最近は私の目を見て話さない。今までのように夫と触れ合っていた時間は0秒となった。お酒も色々も完全に始まった。信じたく無いけど、始まってる。

今日もどこで、明日もどこで何をしているのかも知らないし、何を想って何を考えてるのかもわからない。何も話さない。ただ、私が話しかけると苛ついたり、逃げるように出かけていく。「一ヶ月、黙ってて。」と言われたから、頑張っているんだろうと信じて黙っていたけど、もうとっくにその日も過ぎた。今度は7月。夫の誕生日にライブがあってそこでCDをリリースするから、それまで何も言わないでと言ってた。同じ家に寝ているのに私の知ってる夫はもうずっといない。毎日不安だけが続いてる。兄から送られてきた鰻は上等のものだったらしいけれどあまり味がしなかった。