
eat LOVE day 15 /// eat LOVE








どこか当たり前になってしまったeat LOVEの活動。ふたりとの関係はだんだんと家族のようになっていく。ふたりの生活の中で撮る料理は、仕事のあれやそれや、家で撮る食べ物とは全然ちがくって、なんだか色っぽい。のむらさんはお兄ちゃんで、みっちーは弟みたいな気がしてるけれど、やっぱり私はふたりの愛の生活にお邪魔してるのだ。ふたりの食卓に座る。ちょうど良い温度でだされた食事は今食べてって感じでお皿の上にいる。愛には賞味期限があるみたいな言葉があるけれど、愛が食べれるならほんとうにそうだと思う。
色っぽい食事と春うららかな午後。3人で作ったeat LOVEのZINEの増刷作業をしてる。けど、正確に言えば、のむらさんはひとりでぼーっとしたり、絵を描いてた。みっちーは、すこし斜め上を見て宇宙と交信して、時々私たちと会話を交わしてくれる。そういういつも通りの午後だった。
みっちーの初めての展示が今週末にある。とてもみっちーらしい素敵な作品。
ハンバーグ

姉のオーブン焼き

姉はギリシャ人に嫁いだ。けど、義兄の中身は完全にアメリカ人で出来てた。だって、直ぐに捨てるし、直ぐに買うし、派手なことが大好きで、アメリカンジョークばっかり。いつも飛び切り明るい叔父さんが大好きだった。義兄の母はベジタリアンだったから、肉が苦手な私にとっては、叔母さんが作ってくれるグリークでベジな料理がお気に入りだった。中でも好きだったのは、色々な野菜をハーブと一緒に大きなオーブンプレートでオリーブオイルをぐるりかけて焼いた料理。時々なんとなく思い出して作ってる。
eat LOVE day 14 /// 春だよ。
たったの一年で色々な事が目まぐるしく変わっていった。
だけど、なんだかな、こうして三人で食卓を囲む事を続けてる。わりと自然に。食べる事と生きる事と、幸せになろうっていうのが、どうやらまだまだ、まだまだ重ねていきたいみたい。そうして私たちの作品がどんどんと膨らんでいく。アーティストの野村浩平さん。刺繍作家のイトウミチヒロさん、わたし。今日も一緒に食べてる。






スパイスなチキンカレー

アップルパイ

キッチンに座るのがすき。座ってテーブルを覗く。上からスポットライトみたいに光が当たる。アップルパイがお皿の上で光ってる。ここ一週間、家の中は梃子の吠える声くらいで音がない。夫はずっとツアー。洗濯物は、ズルして二日放置。機材も玄関に広げっぱなしだ。夕飯はラーメンとか納豆ご飯がついつい続いちゃう。ひとりは楽だけれど、やっぱり寂しい。けれど、キッチンに座り込んでアップルパイを覗けるのはひとりの時くらい。誰かがいたら、きっと椅子に座ってしまうから。
無性にホットサンド

オムレツサンド
粕汁

大根ステーキ

チキントマト煮込み

ハヤシライス

炒飯

炒飯の良さはあまりよくわからなかった。
ご飯は白いままで十分美味しいのに、なんでわざわざ味をつけて、さらに油で炒めるなんて、ひつこくて、臭い感じがして苦手だった。
紅生姜が入った炒飯を初めて食べたのは数年前の事。
夫が「ここの炒飯はめっちゃ美味しいで!すーちゃん食べてや!」って言うから、渋々と、えーって心の中で思いながら一口。びっくり。紅生姜入りの炒飯、なんて美味しいんだろう。
どうして喧嘩するのか本当はわかってる。彼は私の知らない世界をたくさん知ってて、私は彼の知らない世界をたくさん知ってる。だから、愛を持って教えてあげないと、簡単に喧嘩になっちゃうのだと思う。だけど、愛があればきっといつもニューでハッピーなのかも。
ひとりの晩御飯

キムチチゲ

エビチリ

芋煮

フレンチトースト

朝カレー

ポークカレー

鮭と穂紫蘇ご飯

夫の断酒が始まって、3週間くらい。
今日も呑んで無い。
夜勤のストレスが重なったのか、小さい事で喧嘩する。「あまり文句を言わないで。」夫の言葉に驚く。ちょっと様子がおかしい。元気が無い。
ラーメン

バインミー

最近、お腹が空かない。時々こういう時がやってくる。朝食に、夫の分だけバインミーを作って、寝癖で頭が爆発してる彼が食べるのを横に座ってコーヒーをすすりながら見てる。たぶん、我儘を言わなければこういう時間もそう悪くは無いのかもしれない。いや、もしかして、数年前の私ならいい時間だったのかもしれない。
ウーウェンさんの葱油

もう何年もハマってる葱油。葱を刻んで多めの油でゆっくりと炒めるだけ。砂肝と一緒に焼いたり、青菜と一緒に炒めたり、チャーハンに、餃子にって何にだって合うし、簡単だし、冷蔵庫に長く置いておけるし、本当に美味しくって万能。
和洋折衷

朝食。冷蔵庫に入っていた食べたい物を並べる。
スパイスなポークカリー
水菜とハムのサラダ
新玉葱の醤油マリネ
煮卵
ヨーグルトバナナ
焼きプリン
母が作る食卓にルールはなくて、食べたい!って言ったら何だって並べてくれた。朝でも夜でも思う存分に最後の晩餐みたいに大好きだらけにしてくれた。季節のもの、食べたいもの、母が作りたいもの、健康の為のもの、食卓に沢山沢山お皿が並んだ。だから、母に感謝。こんなにたっぷりたっぷり贅沢に育ててくれて本当に有難う。だから私は今日も和洋折衷、贅沢大好き。
余ったプリン

冷蔵庫に忘れてたプリンを見つけた。何だか寂しいけど、美しいなぁって思った。
プチシュー

新玉葱

新玉葱のマリネ
新玉葱
胡麻油
酢
甜菜糖
醤油
チーズエッグトースト

同じ朝はきっと、きっと、無い。
ソーセージと目玉焼きをフライパンに落として塩と胡椒をふって、パンをオーブンへぽんって突っ込む。お湯を沸かしてる間にコーヒーの準備をする。バナナをペティナイフでカットしながら夫を呼ぶ、「ご飯、もうできるよ!起きてー」。梃子がちょこんと座ってキッチンを覗いてる、「おはよう、てっちゃん。お腹すいた?」。
なんだかぱらっと開いたあの本も、何気なく聞いたyoutubeも、2019年の蠍座は長い縁が切れるだの、古いものが終わり新しいものが始まるだの、意味深々な占いの予告ばかり。夫は酒をやめたのだ。世界が何て言おうがやめたのだ。朝が来たら、私はパンを焼いてコーヒーを淹れて夫を起こす。彼とは何百回、何千回と同じ朝を過ごして来たはずだけど、だけど、いつだって、私は今日があればいい。