
今年最後に一つだけやり残したことがあって半年ぶりくらいに師匠に会った。
仕事や作品をまとめたブックを見てもらったり写真の事、仕事の事、たわいもない事、色々話した。最後別れどきに、「たまに帰ってくる娘みたいだね」って。
出会って8年。今も、こうして写真の話が出来るのが本当に嬉しい。何だか、とても、冬の光みたいな気分。

今年最後に一つだけやり残したことがあって半年ぶりくらいに師匠に会った。
仕事や作品をまとめたブックを見てもらったり写真の事、仕事の事、たわいもない事、色々話した。最後別れどきに、「たまに帰ってくる娘みたいだね」って。
出会って8年。今も、こうして写真の話が出来るのが本当に嬉しい。何だか、とても、冬の光みたいな気分。


スパゲッティの最初に口の中を火傷しそうになりながら頬張るのもだいすきだけど、最後の残ったソースを皿を刮ぐように食べるのも好き。最後にぎゅっと濃縮したソースが「もう最後だよ、だけど最高だから。」って言ってる気がして、終わっちゃうのは寂しいけど、一気にスプーンでたいらげる。

大学で日本語を勉強してて、すごく面白いなって思った事を今でも大事にしている。
「「超」や「マジ」とかって大人は汚い日本語だとか、日本語じゃないっていうけど、これは今の日本語です、例えるなら平安時代でいう古語で、今使っている生きている言葉こそ、私たちの言葉です。」と金田一先生に教わった。
今っていうのは、すごく大事な事。

ベランダで数日乾かしていたドライトマトにオリーブオイルを浸したら、不安を覚えるような魅力に飲み込まれそうになった。綺麗。

夜のドライトマト、綺麗だった。


くよくよしない。強く生きよう。
私は梃子を絶対に幸せにする。
夫を本当に好きなのかな。
私や梃子を、家族を大切にしない人が厭だ。

呑んで深夜の帰路、遅くまで空いてる居酒屋とか、バーとかに呑みにいくのはなんか違う。コンビニで未だ飲むんですか?って顔で若い店員さんのレジを待つのもなんだかしっくりとこない。湯を沸かし、そこに鶏ガラスープの素と、ニラ、ナンプラー、卵、片栗粉を順々に入れて最後に胡椒をたっぷりたっぷりと。今日喋ったたくさんの話しのことや、会いたい人の事を考えながら、お腹が温かくなっていくのを片栗粉でこっくりとしたスープを啜りながらゆっくりと感じよう。こういう夜もいいな。

我が家ではオイスターソースは李錦記の子供が船漕いでるイラストのやつと決めていて、あれが見つからない時はオイスターソースが入荷されない日々を過ごす。今回は中々手に入らずで、久しぶりの李錦記飯は焼きそばを作った。冷蔵庫にある焼きそば用の麺と、ネギ、生姜を炒め蒸しにし、最後にニラを入れ、李錦記と白胡椒をたっぷりかけるだけ、ペロリと2玉は食べれるくらいやみつき焼きそば。

冷蔵庫にある野菜とか、卵とかをフライパンに投げ入れて、その間にパンを焼く。
コーヒー用のミルクやマーガリンを用意して、夫を呼ぶ。毎日の連続ってとても、いい。






























夫と私の誕生日に台北に行った。
二人でいく初めての海外。街をあちこちと歩き回って、楽しかった。
また、来年も行こうね。って約束した。



フォーはさちょっと優しすぎて、トムヤムクンは時々刺激がちょっと強いな。そんな感じで、トムヤムクンとフォーのミックス、勝手に命名したトムフォー。夏に飲みすぎた次の日にぴったりな一品。

時々、料理を作る気が起こらない。冷蔵庫の引き出しを開けてもノーアイデア。とりあえずと思って、野菜やら肉やらを出して切って、鍋へ放り込んでも、心が海の底みたいに静かな日がある。どうしてかな。
「撮れない日があってもいい、そういう日もある。」ずっと前に、師匠の笹原さんがそう言っていたのを今でも手帳に記してある。いい言葉だなって感動した。
朝起きて、玉葱を薄くスライスしてストウブ鍋でごく弱火でゆっくりと炒める。少しずつねっとりとしていく玉葱がとても綺麗。無理に何かやろうってしなくてもいい日だって、たまにはある。


私が中学生くらいだったと思う、「この葉っぱ嫌い」と、食卓で姉が呟いてる。姉にとって、レタスもキャベツも白菜も、緑色の葉の事を「葉っぱ」と呼んでる事に気づいた。
10数年後にギリシャ人に嫁いだ姉は、お米も炊けるしお味噌汁だって作れる立派なお母さんになる。年に何度も姉の住むL.Aに行き、姉の覚えた料理を食べた。ある日、姉が最近はまってる料理があると嬉しそうに出してくれた謎な食べ物。
これを料理と言っていいのかわからないけれど、とっても美味しい。人参と、マヨとケチャップを混ぜたオーロラソース。姉の独特な感性は、年月を経ってもこういう形で表現されるんだねって思った。



ご飯にのせて食べたら、全く止まらない。夏になったら絶対にやる。マグロ丼にも合うし、とにかくご飯に合う。

季節が少し涼しくなってくると、粉物やジャガイモ、チーズとかそういうものが恋しくなってくる。ピザトーストは、少し多めに作って冷めたのを小腹が空いた午後にぱくっと食べるのもまた美味しい。

朝、一階から聞こえるジューサーの音で目が覚める。母はよく朝食にバナナジュースを作ってくれたな。自分のために誰かが食事を準備してくれているっていうのは、けっこう幸せなことかも。実家にいる時は気づかなかった当たり前な事、大分いい大人になってから気づいた。朝食の音が好きだな。

初めて会った時のことをよく覚えてる。繊細で柔らかくてなんというか、ファインダー越しに芯の強いフワフワ綿飴みたいだなって。ちょっと近寄りがたくて、不思議な子だった。
未だ私がアシスタントに付いていた時の事。編集の横田君から、「お仕事お願いしたいんです。申し訳ないんだけど、フィルムじゃなくてデジタルでお願い出来ますか?」って電話があった。師匠のカメラを借りて現場へ行った。あれが初めてのポートレートだったように思う。CINRAの取材で彼女を撮ったのが私達の出会い。
後に、横田君から「わたしと仲良くなりたい。」って言ってたよ。って、聞いて、すごく嬉しかった。あんな繊細な子が私と友達になってくれるの??って。
いい友達に出会った。大人になっても一緒にいるだけで、心が揺さぶられるような感動や、バイバイした帰り道に今日話した事や今日会った事を嬉しくってにやにや思い出しちゃうような、そんな友達に出会えるなんて。
人生って何歳になってもなにが起こるかわからない。
友達ってすごくいい。

紫蘇穂の身を取って、一掴みの粗塩でさっと湯がいて塩漬けにし、炊きたてのご飯にのっける。季節の食べ物は香りがいい。それに瑞々しい。もし生まれ変わったら、農家の娘か、農家の男に嫁ぎたいな。

数日、家を空けていて、冷蔵庫を久しぶりに開けたらば 茶色一色。おからに、ひじき煮に、オクラの梅肉和えに、なめたけ、ほうれん草のおひたし。ため息出ちゃうくらい、茶色たちが好き。