
朝、一階から聞こえるジューサーの音で目が覚める。母はよく朝食にバナナジュースを作ってくれたな。自分のために誰かが食事を準備してくれているっていうのは、けっこう幸せなことかも。実家にいる時は気づかなかった当たり前な事、大分いい大人になってから気づいた。朝食の音が好きだな。

朝、一階から聞こえるジューサーの音で目が覚める。母はよく朝食にバナナジュースを作ってくれたな。自分のために誰かが食事を準備してくれているっていうのは、けっこう幸せなことかも。実家にいる時は気づかなかった当たり前な事、大分いい大人になってから気づいた。朝食の音が好きだな。

初めて会った時のことをよく覚えてる。繊細で柔らかくてなんというか、ファインダー越しに芯の強いフワフワ綿飴みたいだなって。ちょっと近寄りがたくて、不思議な子だった。
未だ私がアシスタントに付いていた時の事。編集の横田君から、「お仕事お願いしたいんです。申し訳ないんだけど、フィルムじゃなくてデジタルでお願い出来ますか?」って電話があった。師匠のカメラを借りて現場へ行った。あれが初めてのポートレートだったように思う。CINRAの取材で彼女を撮ったのが私達の出会い。
後に、横田君から「わたしと仲良くなりたい。」って言ってたよ。って、聞いて、すごく嬉しかった。あんな繊細な子が私と友達になってくれるの??って。
いい友達に出会った。大人になっても一緒にいるだけで、心が揺さぶられるような感動や、バイバイした帰り道に今日話した事や今日会った事を嬉しくってにやにや思い出しちゃうような、そんな友達に出会えるなんて。
人生って何歳になってもなにが起こるかわからない。
友達ってすごくいい。

紫蘇穂の身を取って、一掴みの粗塩でさっと湯がいて塩漬けにし、炊きたてのご飯にのっける。季節の食べ物は香りがいい。それに瑞々しい。もし生まれ変わったら、農家の娘か、農家の男に嫁ぎたいな。

数日、家を空けていて、冷蔵庫を久しぶりに開けたらば 茶色一色。おからに、ひじき煮に、オクラの梅肉和えに、なめたけ、ほうれん草のおひたし。ため息出ちゃうくらい、茶色たちが好き。

林檎 1
甜菜糖 40g
蜂蜜 大2くらい
クローブ 10粒くらい
ブラックペーパー 10粒くらい
シナモン 1
※具材を全て鍋に入れて2、3h放置し林檎から水分をだしてから火にかける。水は使わない。


売上の一部が珊瑚保護に寄付されるのだそう。沖縄の35COFFEE。



夫の地方のライブに同行した時、夕方に皆がリハしている最中はホテルで寝るっていうのを覚えた。32歳で初めてライブハウスデビューをして、今まで出会わなかった音楽をやっている人達がとっても好きになった。音楽の事はよくわからないけれど、音楽をやってる人っていい。兵庫の夜、最後は缶チューハイとお菓子を買い込んでホテルの部屋で打ち上げをした。とっても美味しい乾杯だった。


兵庫へ向かう在来線で、海が綺麗な街があった。
「あ!ここ知ってる!」横に座る夫を引っ張って電車を飛び降りる。
駅を降りて、気持ちが高まるのに比例してだんだんと加速する足。夫の紹介で3、4年前にここで森田さんの靴のカタログの写真を撮った。須磨の海がよく見える高台を案内してもらったり、三宮へ連れて行ってもらって南京街や元町を回った。靴や森田さんの話を沢山聞いた。懐かしいな。
勢いよく木の大きな扉を開けると、森田さんがいる。夫と顔を見合わせて嬉しくなる。
お店の雰囲気は少し変わってた。沢山いたスタッフも止めて、事業も少し変わって、色々と大変な事があったんだそう。だけど、新しい道が順調との事だった。夜中の猫みたいにぎらぎらした目をした森田さんじゃなくて、とても優しい目をした森田さんになってた。
同じ場所だけど、色々が変わったんだ。元気そうで良かった。会えて良かった。



千葉で生まれて、殆どを東京で過ごしてきた私は、小さい頃から知らない人に声をかけられたら、ついていったら駄目よ。無視しなさい。って、学校でも親にも育てられた。町や駅には変なおじさんが沢山いるから、そういう人の交わし方は子供の頃から慣れている筈だった。
駅を降りて、フェリー乗り場への道を携帯で探してたら、知らないおじさんがふわーって寄ってきた。怖い、避けよう。そう思った瞬間に「高松行くならこっちだよ。」って。
何だか、恥ずかしかったし、嬉しかった。




夫に出会った頃「俺、とろとろナポリタンが作れるで!」とよく言ってた。全くなんのことを言ってるのかわからなくて、それは何?って聞くと牛乳を入れるのだそう。牛乳?? 後日作ってもらったら、本当にそれはとろとろナポリタン。母の作るナポリタンとは全然違うけど、私は完全にナポリタンはとろとろ派となった。

自分なりのカレーの流行りがあって、今はシナモンの風が吹いています。それこそどういう風の吹き回しだ!なんて風に、きっとまた天気は変わる筈。今はとにかくシナモン。シナモンを入れると、風味に豊かになって、なんだかすごく懐のあるお父さんみたいなカレーになる。


台所が私一人のものになってからというもの、食事が終わったらさっさと後片付けをてしまうようになったけれど、実家にいた時はコーヒー3杯くらいおかわりして、朝から母や姉とお喋りしたり、新聞を読んだり、また残ったパンをかじったり。食後の至福をちゃんと味わってたなって思い出した。あの時間も美味しかったな。

最近の我が家は、干物として食べるよりスパゲッティーとして食べる方が気に入ってる。とはいえ、何だか干物に申し訳ない気がして、とりあえず夕飯に干物として出して、余ったらにしてる。

飲みすぎた翌朝は、なんだか優しいものが欲しい。麺はできるだけ細くて、胃にすっと入るものがいい。二日酔いじゃない時は、青唐辛子の酢漬けやパクチーをたっぷりかけるとスパイシーさが食欲をそそる。

真夏の我が家でブームの水餃子。酢醤油でも、酢胡椒でも美味しいのだけど、蒙古タンメン中本の北極のつゆをつけると病みつきだった。なんてジャンクで危険な食べ方だろうって思うけど、美味しくて止まらない。

子供の頃に好きだったは、母が粉を炒って作るカレーが私のカレーだった。私のカレーライフにイナズマが走ったのは今のところ人生に3度。1度目はタイのどこだかわからない町のバス停を降りた所で食べたやたらめったら辛いカレー。2度目は桜ヶ丘で小さくやっていた頃のWIRED DINERのチキンティカマサラ。3度目はインドの北部の定食屋さんでわんこ蕎麦みたいに食べたカレー。ケンタロウさんの”小林カレー”は、そういうカレー人生みたいのをふんだんに感じるから料理っぽくて大好きな本。


淡路島の知り合いの麺屋さんに夫と行った。出汁の入ったポモドーロが最高だった。

夫と石井ちゃんと3人で食事をした。
石井ちゃんがケタケタ笑ってて、素敵だなって。私は夫にされた事がずっと胸に支えてて、上手に笑えない。昔みたいに、のびのびと笑いたいな。
怒るっていうのは、楽してるっていうサインな気がする。夫に甘えてるのかな。

行ってみたいところ。
マチュピチュ、ウユニ湖、マウイ、北欧

母は若い頃、仲良しだったお兄ちゃんの喫茶店で働いていた。母のサンドイッチより美味しいサンドイッチに出会ったことがない。卵サンドに、カツサンド、キャベツサンドにって、レパートリーは豊富だ。その中でも格別なのは、よーく冷やした野菜サンドウィッチ。マーガリンを両面にたーっぷりぬるのがコツ。夏と言ったら、母のよく冷えた野菜サンド!


[ お揚げ ]
油揚げ 5枚
だし汁 1カップ
砂糖 20g
みりん 大さじ1.5
醤油 40ml
[ 赤い酢飯 ]
白米
細かく刻んだ紅生姜
赤酢
甜菜糖
[ がり ]
新生姜
甜菜糖
米酢
デパートに行くと、おいなりさんの中にはレンコンとか、甘く煮た椎茸とかが入ってて、外も中も甘いことがある。我が家は真っ赤な紅生姜を細かく刻んでピンク色の酢飯にする。外は甘じょっぱくて中は酸っぱい。

信じるっていうのは、独りよがりな行為なんだろうな。
夫を信じても、結局寂しい。彼の為に沢山やってきた事もきっとそう。
最近は鹿児島の甘い醤油が我が家のお気に入り。
夫の友人と鹿児島に遊びに行ってから、私達は甘い醤油の虜となった。卵かけご飯に甘い醤油。最高。