
夕飯何にする?夫にメールすると、「餃子パーティしたい。」昨日も餃子だったのに、よっぽど楽しかったのかな。今夜は我が家定番白菜餃子にした。
白菜の餃子の餡 2人分
材料1を準備する。
材料2のスープ以外を入れて粘りが出るまで練る。スープを吸い込ませるようにして肉に練りこんでいく。冷蔵庫で30分程寝かしてから、皮に巻く。

夕飯何にする?夫にメールすると、「餃子パーティしたい。」昨日も餃子だったのに、よっぽど楽しかったのかな。今夜は我が家定番白菜餃子にした。
白菜の餃子の餡 2人分
材料1を準備する。
材料2のスープ以外を入れて粘りが出るまで練る。スープを吸い込ませるようにして肉に練りこんでいく。冷蔵庫で30分程寝かしてから、皮に巻く。

昨晩の夕飯時にマツコの番組で餃子特集を見て、「明日は餃子だね。」となった。「じゃあ、久しぶりに粉から皮作るよ!」コロナの影響なのか、どこのスーパーも強力粉が売ってない。結局いつもの八幡製麺所の皮となった。夫は酢醤油と豆豉漬の辛いオイル。私は黒酢と酢胡椒が定番。だけど、夫にはマツコの番組でやってたソースを準備した。夕方に喧嘩したのを気にしていたのか、帰り道に麦酒を買って帰ってきた。こんなに沢山買ってくるなんて、なんかおかしい。けど、まぁいっか。せっかくだし映画見ながら餃子にしようとなった。「MIBの過去のにしよう!」きゃっきゃとはしゃぎながら準備。餃子ってなんでこんなに楽しいんだろう。いつも思う。ほんの少し特別感があって、わくわくしてしまう。直ぐに食べ終わっちゃうし、沢山焼いても戦争のように取り合って食べるんだけど、楽しくて仕方がない。

人に会うとよく言われる言葉。「きくちさんカレー好きだよね!」「インスタのカレー見てますよ!」え!ありがとうございます。なんだか嬉しくなってそう答えていたけれど、人に言われて気づいた。確かに週1回は作ってる。思い返してみると、実家の冷蔵庫か冷凍庫にはカレーが常備されてた。母の定番は圧力鍋でしっかりと煮込んだチキンストックをベースにしたカレー。冷蔵庫から出してタッパを開けるとコラーゲンがぷるぷるしちゃうくらい。「身体にいいんだから!」と毎朝のようにパンと一緒に頬張る母の顔を思い出す。私のカレー好き?は母譲りかも。ぷるぷるなカレーも、カレー粉をせっせと炒めて作るカレーも、ルーが無いことにびっくりしたドライカレーも、うちのカレー美味しいんだけど、母の料理が大好きなんだけど、外で食べるのとは違うカレーたち。少しはがゆかったな、思春期の私には。

今日は昨日とは打って変わって朝から気持ちの良い晴れだった。先週にメニューの撮影をしたWhy juiceが下北沢のBONUS TRACKにオープンしたと聞いたので、新しい物好きな夫を誘い機材車に乗り込んでジュースを買いに行った。帰宅して夫はいつもの通り車で何処かに消え、私は納品作業をし、色見本を郵送する為に近くのポストまで歩いた。気づいてみれば家の周りには桜並木が多い。青い空の中で桜が風と一緒に舞ってる。何度も何度も思い切りに空を見上げた。こんな風に空を見上げるなんて久しぶりだ。桜って近くで見るとピンクじゃなくて白かったんだ。日々の恐怖が少し和らぐような気がした。
昨年、夫がやめた筈の酒をまた飲み始めた。それまでは黙っていたけど、散々悩んだ挙句もう無理だと思って夫の母に相談した。大暴れした数日後、ご両親は奈良に近い大阪からわざわざ東京までやってきた。夫が暴れた夜に破った襖を必死に隠していたのはとても滑稽な姿で未だに目に焼き付いてる。それなのにその1ヶ月後、また嘘をついて酒を飲んだ。この家から逃げ出したいと思った数日後。東京の私の家からL.Aにある姉の家まで電車と飛行機と車、移動をいれても1日弱。「よっちゃん、家出してきたんでしょ。」姉に言われた言葉はそれ以上でもそれ以下でもなかった。「離婚しちゃえばいいじゃん。」「そんな簡単じゃないんだよ。」姉に家出した理由は言わなかった。言ったら面倒だし大変なことになるのはわかってる。
東京での生活を忘れたように過ごしてから、サンフランシスコにある叔父さんのアシスタントのチチの家に遊びに行った。そこで食べたスパゲッティー。イタリア出身のチチのお父さんが作ってくれたサーモンがたっぷり入っているやつ。寸胴の鍋たっぷりに作ったソースをいつもの手つきでふるまうお父さん。冷え切った心に温かいトマトソースがじんわりと染み渡った。
あれを作ろう。急にあのスパゲッティーの記憶が降ってきたように頭に浮かんだ。ロックダウンのために買っておいた鯖缶とディルを漬けてたオイルでトマトソースを作り、火傷しそうな程に熱いパスタを頬張る。記憶の中のご飯ってどうしてこんなに美味しいんだろう。

2020年4月1日 ソーセージエッグ
キッチンの横で「おもちゃみたいや!」遅く起きた夫がパンツ一丁で叫んでる。あなたがおもちゃみたいだよ。いつもそう思う。なんだかフェイクな毎日が続いてる。1ヶ月前、ヤバイなんか結構危ないかも。そう思ってるうちにあっという間に世界は変わってしまった。何が本当なのかよくわからない。もしかして明日の朝に目が覚めたら、またいつもの朝に戻ってて、「あーよかった。コロナなんてやっぱり夢かぁ」って。だけど、考えてみたら変な事だらけだ。数年前に出会った見知らぬ男はあれよあれよと私の夫になっていて、気づけば大分大人な年になっていて、いつの間にか私は写真家になっていた。子供の頃から海が大好きで早く田舎に住みたい東京なんて大嫌いよ!と言っていた私は東京のど真ん中、渋谷の隣駅に住んでる。よく考えてみると全部フェイクっぽい。夫は本棚に向かって挨拶をしてる。お気に入りの動物の置き物たちが4段目と5段目に向かって、「おはようございます!」威勢良く頭を下げた。キッチンを見ると、ソーセージエッグが忽然と消えていた。「ソーセージエッグはどうしたの?!」驚いて聞くと「食べた。」と一言。むしゃむしゃとか、ぱくぱくとか、かちゃかちゃとか何の音も聞いてない。やっぱり夫の事は未だによくわからない。

先々週くらいから、すっごいブームがきてる。これで作り置きは3回目。有元 葉子さんの新刊で見たレシピ。牛蒡とニラを醤油と胡麻油と何かで和えてた、何かが忘れたけど、絶対に美味しい!とピンときて、なんとなくのレシピのままで作ってる。今日は唐辛子を入れた。

やっぱりカレーだよね!
カレーって素晴らしい。どんな時だってカレーは裏切ら無いよ。

自宅自粛要請が出て2日目。朝から雪が降ってる。
テコが顔をぺろぺろしたり、お尻をぶつけてきたり、お腹が空いたよコール。テコに起こされて怒る夫。布団の中でぼんやりしながら考える。なんだか今日はまた悪い夢にうなされた。たぶんニュースばかり見てるからだ。世界の動向が気になってしょうがない。英語が苦手だけど海外の報道もチェックしてる。ずっとコロナコロナコロナだ。もやもやが続く。頭の中にフレンチトーストが浮かんだ。今日の朝食はフレンチトーストにしよう。

ちっちゃいおかずが本当に好きで、普通のおかずも本当に好き。
大したことないものと、フレッシュなものが大好き。それを自分なりの食べ方、例えば梅ぼしにマヨネーズをちょっとつけてご飯で食べるとか、そういうのも大好き。お家ご飯は最高だね。


今夜はハンバーグ。母のお兄ちゃんはプロボーラーを怪我で引退してから喫茶店を営んだ。「ママもね、お兄ちゃんの喫茶店をお手伝いしてたの!それでね サンドウィッチは、ナポリタンは、、」そんな話を母から沢山聞いた。若かりし頃の母、ちょっとハイカラなお料理ライフを過ごしていたんだろう。そんな母の洋食レパートリーは沢山あった。ハンバーグ、グラタン、ラザニア、ミートローフ、色々な洋食を作ってくれた。そんな秘密はキッチンの棚。料理本がずらっと並んでいて、夜な夜な、パラパラとめくってはうっとりした。
スタンダードな洋食が好き。日本の素晴らしい文化だと思う。


「ごめん!すごく今いいから撮らして!!」トーストにかぶりついた夫の手を止める。ロンドンのマーケットで買ったサラミ。すっごくジューシーで、肉嫌いな私でも美味しい予感が家中にぷんぷん漂ってるのがわかる。チーズトースト用に買ってる6枚切りの食パンにマヨネーズを塗って、ピザ用のチーズと、スライスしたサラミをのせてオーブンで焼く。焼き加減も最高にいい感じ!悶える夫。はしゃぐ私とテコ。とびきりの瞬間だった。「今、すっごくよかったよね!」寝起きの夫はそう思う!って感じの目で頷きながらもぐもぐしてる。

先週からずっとお腹が痛い。理由はよくわからないけど、下腹部の張りと鈍痛が続いている。少し感覚がない感じもする。友人がロックダウン秒読みのパリから急遽帰国した。京都せくめとのメグちゃんが倒れた。写真家の先輩が生きるか死ぬかっていう程の大病を患っている事を知った。数週間前にL.Aに住むスカイちゃんが小児性のガンで亡くなった。二月からおかしい。不安や恐怖がじわじわと世界中に広がっていくみたいだ。
それに、夫のそわそわ病もまた始まってる。数時間毎に寝て起きては繰り返し、夜中になると家をぐるぐると徘徊。とにかく忙しない様子で、ダイニングテーブルでヘッドホンをして曲を作ってると思ったら、押入れの荷物をひっくり返すように出してみたり、あちこちでガチャガチャと音がする。そして今日も朝の4時にバタンとする音と共に家を出て行った。今日も寝不足だ、眠い。夫も殆ど寝てない。なんだか嫌な予感ばかりがする。

香りがとっても最高で、炊きあがった時に、昆布のまわりについた米をなんて贅沢なんだろう〜と思いながらこっそり独り食べるのにはまっています。

友人カップルの新居に遊びに行った。2人とは何だかんだで長い付き合い。もう7年くらい。家に着いてすぐ、夕飯用に買った刺身をスーパーに忘れちゃったって取りに行った。彼女は料理の準備を始めたけど、ずっと海老を洗ってる。ふたりは正反対みたいに全く違う性格だ。片方ずつとの時間はとても楽しい、だけど2人一緒の時はなんだか嬉しくなる。「もう海老大丈夫だよ。」あれって思って声をかけた。アレルギー体質っていうのもあるのだろうけど、潔癖だからなのか、海老を洗い続けている。「もう海老大丈夫だよ。」5回くらい言った気がする。けどまだ洗ってる。この子そういう子だったなって、だんだん楽しくなってくる。そうこうしているうちに、お刺身も到着してご飯作りを再開。たわいもない話をしながら、ビールも始めて、きゃっきゃとお喋りに花が咲く。
ふいに私が呟いた。
「なんかさ、こんな事が世界に置きてしまって、写真って、本当に無力だなって。」
「どうでもいい事が、無駄だとされる事が、そんな芸術が、今大事なんだよ。自分はこの仕事の大切さを本当に実感しているよ。」
友人の答えは何だか美しくて、悔しい位にいい回答だった。彼女は映画監督。私はお金とか、生活とか、そんな事も少し頭のどこかに考えながら写真の無力さを語ろうとしていた。何だか恥ずかしい気がした。
帰りの電車の中で、洗われ続ける海老が、「無駄だとされる事が大事なんだよ。」が、いい感じにミックスしてる。友達の手料理美味しかった。18番の海老の中華炒めも最高だったな。ありがとう。ごちそうさま。

我が家はトマトスパゲッティに昆布茶を入れる。昆布茶無しでは語れない。



ずっとずっと気になっていた無水鍋。ずっとずっと前から憧れてきた無水鍋。こないだ圧力鍋が壊れたタイミングでようやく買った。野菜を蒸してもいいし、煮ても楽しい、米を炊いてもふっかふか。そしてなんと言っても驚くほどに軽い。毎回のように思うのだけど、拍子抜けしてしまう程の軽さ。そしてこのシルエット。ほんとーに、パーフェクト。

先週の仙台出張では連日せりの入ったお鍋を食べた。せり。香りがなんともたまらない。東京でもせりを時々見るようになったけれど、ちょっと高価なイメージ。午後から雪が降りだした。オオゼキに買い物に行くと、わっさわさと袋に入った立派なせりが¥278。残念な事に根っこの所はバサリと切られていたけど、せりがたっぷりと食べれる。「今日は、鱈が食べたい!」と夫が言ってたので今日はせり鍋。


中目黒のBRICK&MORTARさんの事務所でときどき山形会をやる。山形県民達が集まって郷土料理を食べ、酒を飲み、わいわいと騒ぐだけの会。そして、私は山形が大好きな人代表として参加してる。みんなが山形の話で盛り上がっているのを、へぇーって聞いてビールを飲む。先日の郷土料理は、納豆汁と、ひっぱりうどん。早速、今夜の我が家にひっぱりうどんを作ってみた。家族でひっぱって食べるからひっぱりうどん。なんて素敵なネーミング。

夫のいない遅い朝ごはんは簡単。卵かけご飯と、芽キャベツの糠漬け、写真家の七咲友梨ちゃんの作るお茶、ソットチャッカ。優しい味のお茶。ななちゃんみたいだね。

月曜日から出張。家に帰っても忙しなく仕事をしてようやく戻ってきた日常。今日は朝一番でオオゼキへ買い出し。朝からスーパーに買い物だなんて贅沢。食料と一緒に枝桜を買った。こんなに天気のいい日はやっぱりカレーだな。



カレーには生卵か、出汁入りの煮卵が定番です。

青山のファーマーズで芽キャベツを買った。こんな沢山の芽キャベツどうするんだろうって思ったけれど、このシルエットを見てしまったらもう欲しくて欲しくて「葉っぱもたべれますよ。」ってお兄さんが言った瞬間「ひとつ下さい!」。と、買ってしまった。500円。安いんだか高いんだかよくわからない。帰宅して洗ってキッチンに立てかけて置く。ふと、遠くから見た時、いい佇まいだなぁと思わず見惚れてしまった。

「僕、最近鬱なんです。」撮影の移動中に編集の村上さんがぽそっと下を向きながら呟いた。思わず吹いてしまった。「春がもうすぐ来るから大丈夫だよ。今は辛いよね。」そう言いながら、あー私も最近ダメだなぁって思った。悲しいことが続いたりして、寒さも続いたりして、物忘れが酷いわ、やる気が出ないわ、世の中に投げ捨てるように吐く言葉も汚い。何だか、そんな風に言っちゃう村上さん、素敵だなって思った。辛い時は辛い。それでいいよね。