
香りがとっても最高で、炊きあがった時に、昆布のまわりについた米をなんて贅沢なんだろう〜と思いながらこっそり独り食べるのにはまっています。

香りがとっても最高で、炊きあがった時に、昆布のまわりについた米をなんて贅沢なんだろう〜と思いながらこっそり独り食べるのにはまっています。

友人カップルの新居に遊びに行った。2人とは何だかんだで長い付き合い。もう7年くらい。家に着いてすぐ、夕飯用に買った刺身をスーパーに忘れちゃったって取りに行った。彼女は料理の準備を始めたけど、ずっと海老を洗ってる。ふたりは正反対みたいに全く違う性格だ。片方ずつとの時間はとても楽しい、だけど2人一緒の時はなんだか嬉しくなる。「もう海老大丈夫だよ。」あれって思って声をかけた。アレルギー体質っていうのもあるのだろうけど、潔癖だからなのか、海老を洗い続けている。「もう海老大丈夫だよ。」5回くらい言った気がする。けどまだ洗ってる。この子そういう子だったなって、だんだん楽しくなってくる。そうこうしているうちに、お刺身も到着してご飯作りを再開。たわいもない話をしながら、ビールも始めて、きゃっきゃとお喋りに花が咲く。
ふいに私が呟いた。
「なんかさ、こんな事が世界に置きてしまって、写真って、本当に無力だなって。」
「どうでもいい事が、無駄だとされる事が、そんな芸術が、今大事なんだよ。自分はこの仕事の大切さを本当に実感しているよ。」
友人の答えは何だか美しくて、悔しい位にいい回答だった。彼女は映画監督。私はお金とか、生活とか、そんな事も少し頭のどこかに考えながら写真の無力さを語ろうとしていた。何だか恥ずかしい気がした。
帰りの電車の中で、洗われ続ける海老が、「無駄だとされる事が大事なんだよ。」が、いい感じにミックスしてる。友達の手料理美味しかった。18番の海老の中華炒めも最高だったな。ありがとう。ごちそうさま。

我が家はトマトスパゲッティに昆布茶を入れる。昆布茶無しでは語れない。



ずっとずっと気になっていた無水鍋。ずっとずっと前から憧れてきた無水鍋。こないだ圧力鍋が壊れたタイミングでようやく買った。野菜を蒸してもいいし、煮ても楽しい、米を炊いてもふっかふか。そしてなんと言っても驚くほどに軽い。毎回のように思うのだけど、拍子抜けしてしまう程の軽さ。そしてこのシルエット。ほんとーに、パーフェクト。

先週の仙台出張では連日せりの入ったお鍋を食べた。せり。香りがなんともたまらない。東京でもせりを時々見るようになったけれど、ちょっと高価なイメージ。午後から雪が降りだした。オオゼキに買い物に行くと、わっさわさと袋に入った立派なせりが¥278。残念な事に根っこの所はバサリと切られていたけど、せりがたっぷりと食べれる。「今日は、鱈が食べたい!」と夫が言ってたので今日はせり鍋。


中目黒のBRICK&MORTARさんの事務所でときどき山形会をやる。山形県民達が集まって郷土料理を食べ、酒を飲み、わいわいと騒ぐだけの会。そして、私は山形が大好きな人代表として参加してる。みんなが山形の話で盛り上がっているのを、へぇーって聞いてビールを飲む。先日の郷土料理は、納豆汁と、ひっぱりうどん。早速、今夜の我が家にひっぱりうどんを作ってみた。家族でひっぱって食べるからひっぱりうどん。なんて素敵なネーミング。

夫のいない遅い朝ごはんは簡単。卵かけご飯と、芽キャベツの糠漬け、写真家の七咲友梨ちゃんの作るお茶、ソットチャッカ。優しい味のお茶。ななちゃんみたいだね。

月曜日から出張。家に帰っても忙しなく仕事をしてようやく戻ってきた日常。今日は朝一番でオオゼキへ買い出し。朝からスーパーに買い物だなんて贅沢。食料と一緒に枝桜を買った。こんなに天気のいい日はやっぱりカレーだな。



カレーには生卵か、出汁入りの煮卵が定番です。

青山のファーマーズで芽キャベツを買った。こんな沢山の芽キャベツどうするんだろうって思ったけれど、このシルエットを見てしまったらもう欲しくて欲しくて「葉っぱもたべれますよ。」ってお兄さんが言った瞬間「ひとつ下さい!」。と、買ってしまった。500円。安いんだか高いんだかよくわからない。帰宅して洗ってキッチンに立てかけて置く。ふと、遠くから見た時、いい佇まいだなぁと思わず見惚れてしまった。

「僕、最近鬱なんです。」撮影の移動中に編集の村上さんがぽそっと下を向きながら呟いた。思わず吹いてしまった。「春がもうすぐ来るから大丈夫だよ。今は辛いよね。」そう言いながら、あー私も最近ダメだなぁって思った。悲しいことが続いたりして、寒さも続いたりして、物忘れが酷いわ、やる気が出ないわ、世の中に投げ捨てるように吐く言葉も汚い。何だか、そんな風に言っちゃう村上さん、素敵だなって思った。辛い時は辛い。それでいいよね。

今夜はアカリちゃんが遊びに来てくれた。今日も夜更けまでお喋りがつきない。夫の悪愚痴も散々吐いて、聞いてもらった。今、とても寂しい。最近の夫はまた少しおかしい気もする。だけど時々あること。夫はまるで家出したかのように家庭を脱ぎ去りツアーにでると、殆んどおとさたがない。明後日、10日ぶりくらいに帰ってくる。


「お願いだから、絶対にツアーで呑まないで、絶対に。絶対に。続けると、また始まるから。絶対に。」ひつこくメールする。お願いだから、飲まないで。私の願いはそれだけ。
「大丈夫だよ。」夫からの返信。

昨晩、夫にぶち切れた。
夫は酒を絶ってる。酒を呑むと、暴れたり、罵声をあげたり、手に負えない。だからお酒はずっと控えていたのに、早く帰ると言った夜に呑んだ。過去にもたくさんある。人が死んだから呑んだ。友人がわざわざ会いに来てくれたから呑んだ。世話になってるライブハウスの周年だから呑んだ。翌朝の言い訳なんてどうでもいい。「とにかく呑まないで。」と約束をしていた。夜中の2時過ぎ、チャイムが何度も鳴ってドアを叩き騒いでる。玄関は開けなかった。翌日は朝から撮影。心はしっかりと痛んではいるけれど、心は切れても写真は撮れる。ああ、この感じ。またかと思った。久しぶりだけど、全身でよく憶えてる感覚。
仕事が終わってからLINEで怒りを露わにした。「俺に死ねって言ってるの?」昨晩とは打って変わって、全くの別人と話してるよう。夫が弱っていくのがわかる。だけど私の怒りは噴火し続けた。だって、もう許しちゃいけないと決めたんだ。昨年の色々でもうお酒は飲まないって家族会議をしたのだから。わざわざ大阪から出てきてくれたご両親と四人で話し合った。勿論、うちの親には言ってない。兄にも姉にも、友達にだって。これは私達家族だけの秘密。
今日からしばらくツアーにでた夫。勝手にやればいいと思うけれど、胸が痛い。怒るのはとても悲しい。今日はひとり晩酌をしよう。そう思って重い腰をあげてつまみを作る。やっぱり気持ちが乗らない。渋々と料理を続ける。出来上がったつまみは美味しかった。作ってよかった。ビールも美味しい。胸はまだ痛い。だけど、なんだか謝りたくなった。


姉がアメリカに住むようになってから、年に何度か姉の家に遊びに行った。とくに観光するわけでもなく、ぷらぷらと住むように暮らすだけ。そんな行ったり来たりを繰り返す中で、様々な人種の人が住み、生活をし、沢山の文化やアイデンティティが溢れるアメリカから帰国する度に、日本が、私の住む東京が、小さくてちょっと閉鎖的なように感じる事が時々あった。ここ2年と少し、仕事で料理の写真を撮る機会が増えて、大好きな東京で写真を撮る事は楽しい。だけど、ずっとここで見る世界だけで、本当にいいのかな、って。東京が小さくて狭い世界だった事を急に思い出して、もう終わっちゃう展示を見に慌ててLondon行きの飛行機へ飛び乗った。
—展示の説明——-
Feast for the Eyes – The Story of Food in Photography in London
Feast for the Eyesは、写真の主題としての食の豊かな歴史を探求します。基本的な食事から退廃的なごちそうまで、食べ物は感覚を呼び覚まし、私生活と公生活の両方に触れます。食べることはもっともありふれた行為の1つですが、私たちの儀式、宗教、お祝いの中心でもあります。食べ物は私たちの欲望と空想を反映しています。性からの変換、ステータスのシグナル、政治へ関わることができます。一般的に手元にある主題として、食べ物は広く描かれ続けています。今日、あなたの食べ物の写真はこれまでにないほど人気があり、ソーシャルメディアでの写真共有を通じて、写真は食事体験の一部になりました。また、食べ物の写真は、食べ物そのものと同じように、家族、伝統、家庭、富、貧困、性別、人種、喜び、嫌悪感、消費などの問題について根深い疑問を提起する可能性があります。
2つのフロアの上に提示され、140以上の作品を、黒と白のシルバーゼラチンプリントや色のプロセスとの初期の実験から現代作品まで、展覧会は3つの主要なテーマの周囲に配置されている。



テーマ1 “Still Life” は、食品写真と絵画の中で最も人気のあるジャンルの一つとの関係を追って、伝統に触発され、時代の流れの中でどのように変化してきたかを示す作品を特集している。


テーマ2 Around the Tableでは、食べ物の消費を中心に行われる儀式や、私たちが食べる食べ物や一緒に食べる人たちに反映される文化的アイデンティティについて見ていきます。



テーマ3 Playing with Foodでは、ユーモア、楽しさ、皮肉が込められているとどうなるかを示している。この展覧会では、食品写真の視覚的・社会的な歴史を紹介する雑誌や料理本も多数展示。
参加作家
荒木経惟、ナン・ゴールディン、マーティン・パー、マン・レイ、 シンディ・シャーマン、ウォルフガング・ティルマンス 、 ウィージー等、他多数。
by aperture and Photographers gallery websites
The exhibition is curated by Susan Bright, author of Feast for the Eyes: The Story of Food in Photography, and Denise Wolff, Senior Editor at Aperture Foundation.
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昨晩、はっとした事がありました。回数は人にもよるけれど、食事って1日に3回の行い。そのたったの1回が抜けただけでも、まぁまぁなビッグニュース。イライラしたり、そわそわしたり。しまいには、喧嘩を始めるカップルもいるかもしれない。だけど、また明日も、その次の明日も同じように食事をする事を繰り返す。なんて、面倒なんだろう!!街には溢れんばかりのSNSの料理写真や、本の売れないこの時代に料理本の新刊が本屋に当たり前のように並んでいます。あー人間の人生は食事に呪われてる。そう思いながら、キムチを漬けていました。あーもう完全に私も呪われちゃってる。本当に危なかった。この危機をキムチで忘れてた!!このままこの小さな都市で、来る日も来る日もレンズの向こうに東京の食事。明日の事ばかりで昨日の事など考えないんだろう。歴史も文化も日常も、色々なテーマを通して静かに料理写真を見る機会となった今回の展示。美味しい不味いだけじゃなくて、食べる物が私たちに与えてる大きな影響(チャンスかも!)を、私は東京の誘惑に引きこもって見逃しちゃうところだった。
It’s nice to go to a trendy restaurants, to buy hot sweets,
but it may not be so easy to find something delicious!

メトロミニッツの撮影で伺った料理家の中川たまさんのアトリエ。棚に飾ってある小さな瓶詰めの小さな林檎が可愛くて尋ねると、アップルビネガーなのだとか。オオゼキで小さな林檎を見つけたので早速作ってみた。

昨年末あたりから菌活にはまってる。大根の糠漬け、昨年仕込んだ生味噌、こないだ作った自家製キムチ(甘みは砂糖は使わずに林檎のすりおろし)、有機納豆。ほんのちょっとだけ美意識高めな夫は嬉しそうに食べてくれる。味噌汁はいつも汁を残していたけど「アトピー治るから飲んだ方がいいんだってよ。」と、勧めると素直に飲み始めるようになった。冷蔵庫に菌棚を作って、色々なお味噌とか糠床とか塩麹などをしまっているのだけど、冷蔵庫開けてはニヤニヤしちゃう。
















「ランチはボブンが食べたい!」パリに住むまゆみちゃんにメッセージ。大好きなパリのボブン。大好物。東京で探しても中々見つからないボブン。すごく愛してる。簡単に言うと汁なしヌードル。ベトナム料理だと思う。米粉のヌードルの上に、生野菜や香菜にがたっぷり乗っていて、味はナンプラーとチキンブロスとかなのかな。ボリュームがあるけど、ぺろっと食べきっちゃう。
今回、パリに来たのはまゆみちゃんに会いたかったから。だから、特に何もしないつもりだった。気の赴くままに。まず、街で待ち合わせてボブンへ直行。それから、ニューチャイニーズって感じのカジュアルな中華を食べて、マルシェで野菜やチーズにバターにオリーブに惣菜を買って、CLAMATOってゆうシーフードが美味しいセンス抜群なお店で牡蠣とビオワインを飲んで、好物のパンオショコラとクロワッサンを食べて、可愛カフェでお茶して、高級老舗デパートのボンマルシェで食材と料理本を購入。
ロンドンでは、イングリッシュブレックファーストにも付いてくる豆、パブのパイにも付いてくる豆、肉が苦手だからベジを選ぶと必然的に豆、という具合に、豆、豆、豆ばっかり食べた私は、血液中が豆でどろどろ。そんな私をパリのフレッシュな食材たちが心身共に癒した。お陰で食欲は止まらない。美味しくて最高なパリ。あっという間に時間が過ぎて東京へ帰った。
最高に美味しくて楽しかった。まゆみちゃん、メルシー。

なんだかバタバタした一週間だった。冷蔵庫を開ける度にもやもやしながら過ごしたように思う。ようやく日曜日。冷蔵庫の奥にすっかり忘れてた塩麹を発見。恐る恐る開けると、ぜんぜん発酵が進んでないみたいな感じ。これ大丈夫なのかな。LIFEで安かった手羽元と塩麹を袋にいれて揉み込む。夫はしばらくツアーでいない。一人だけど鍋が食べたい。出汁と、塩麹で寝かした手羽元を塩麹ごとお鍋へ。野菜もたっぷり入れてゆっくりと煮込む。ひとり鍋って結構楽しい。

夫が好きな鯵の干物。私は苦手だから余り食べない。だから、当たり前のように余ってしまった干物はいつもオイル漬けとなる。今日は、オイル漬けのオイルでズッキーニのパスタを作った。

こないだのパリでのこと。マルシェでマユミちゃんに教えてもらったバターを見つけた。けれど種類が多いし、フランス語が全然読めない。お兄さんに聞いても英語が喋れないみたいで、日本人の観光客が困ってると思ったんだろう。丁寧に値段を教えてくれた。違うよ。味が知りたいんだけどな。
前にフランス後は英語の変形だからシルエットが似てるっていう話を聞いた事がある。シルエットで想像してみる。発酵バターはノーマルが無塩だろうからきっと敢えて記載はしない筈、Demi-selっていうのはきっと有塩だろう。Demi-sel の方を買ってみた。バターひとつ買うだけの話だけど、なんだかちょっと誇らしい気分。トーストしたパンに塗って食べる。バターだけを食べてしまいたいくらいに美味しい。

有元葉子さんのレシピが好き。だけど、有元さんの料理って、あまりに美しすぎて「私、有元さんが好き。」と言うのは少し気が引けてしまう。だけど、オイル煮のレシピは簡単。私でも十分出来る。ざっくりとやるというのがポイントのレシピだからだ。今日は青菜の代わりに白菜ときのこのオイル煮にした。
