
久しぶりに夫がやってしまった。
GWの朝6時、家の前で大暴れした。
1Fに住む大家さんから電話が入る。
「上の人が警察を呼びたいって連絡がきて。どうしたんですか」
夫婦喧嘩をしてしまってと言って電話を切った。まただ。前の家でも何回も同じ事をやった。

久しぶりに夫がやってしまった。
GWの朝6時、家の前で大暴れした。
1Fに住む大家さんから電話が入る。
「上の人が警察を呼びたいって連絡がきて。どうしたんですか」
夫婦喧嘩をしてしまってと言って電話を切った。まただ。前の家でも何回も同じ事をやった。






年末に家出して、L.Aと、San Franciscoへ行ったのを忘れてた。もう写真をやめようって思った3年前が嘘のように、毎日毎日来る日も来る日もカメラを持って写真を撮りに出かけることが増えた。自分でもびっくりするくらい毎日写真を撮ってる。ここ数日、急にぱたりと仕事が無くなって、家出した日を思い出した。
どんなに辛い事があっても、たとえ涙を流しながらだって、美味しいご飯はパクパク食べれる。そして、それは心とは裏腹に美味しかったりして嫌になっちゃうほど。そんな事を思い出した。東京を離れて思い切りに頬張ったピザは最高に美味しかった。いつものようにピザを作るchichiのお父さん。chichiはダイニングでクリスマスパーティのために作ったDJブースで踊ってる。姉も一緒に踊ってる。
レンティルのスープ。お父さんのピザ。いっぱいいっぱい食べた。


中華ダシ
禰宜
塩・胡椒
中華麺
ひき肉
油

















どこか当たり前になってしまったeat LOVEの活動。ふたりとの関係はだんだんと家族のようになっていく。ふたりの生活の中で撮る料理は、仕事のあれやそれや、家で撮る食べ物とは全然ちがくって、なんだか色っぽい。のむらさんはお兄ちゃんで、みっちーは弟みたいな気がしてるけれど、やっぱり私はふたりの愛の生活にお邪魔してるのだ。ふたりの食卓に座る。ちょうど良い温度でだされた食事は今食べてって感じでお皿の上にいる。愛には賞味期限があるみたいな言葉があるけれど、愛が食べれるならほんとうにそうだと思う。
色っぽい食事と春うららかな午後。3人で作ったeat LOVEのZINEの増刷作業をしてる。けど、正確に言えば、のむらさんはひとりでぼーっとしたり、絵を描いてた。みっちーは、すこし斜め上を見て宇宙と交信して、時々私たちと会話を交わしてくれる。そういういつも通りの午後だった。
みっちーの初めての展示が今週末にある。とてもみっちーらしい素敵な作品。


姉はギリシャ人に嫁いだ。けど、義兄の中身は完全にアメリカ人で出来てた。だって、直ぐに捨てるし、直ぐに買うし、派手なことが大好きで、アメリカンジョークばっかり。いつも飛び切り明るい叔父さんが大好きだった。義兄の母はベジタリアンだったから、肉が苦手な私にとっては、叔母さんが作ってくれるグリークでベジな料理がお気に入りだった。中でも好きだったのは、色々な野菜をハーブと一緒に大きなオーブンプレートでオリーブオイルをぐるりかけて焼いた料理。時々なんとなく思い出して作ってる。
たったの一年で色々な事が目まぐるしく変わっていった。
だけど、なんだかな、こうして三人で食卓を囲む事を続けてる。わりと自然に。食べる事と生きる事と、幸せになろうっていうのが、どうやらまだまだ、まだまだ重ねていきたいみたい。そうして私たちの作品がどんどんと膨らんでいく。アーティストの野村浩平さん。刺繍作家のイトウミチヒロさん、わたし。今日も一緒に食べてる。








キッチンに座るのがすき。座ってテーブルを覗く。上からスポットライトみたいに光が当たる。アップルパイがお皿の上で光ってる。ここ一週間、家の中は梃子の吠える声くらいで音がない。夫はずっとツアー。洗濯物は、ズルして二日放置。機材も玄関に広げっぱなしだ。夕飯はラーメンとか納豆ご飯がついつい続いちゃう。ひとりは楽だけれど、やっぱり寂しい。けれど、キッチンに座り込んでアップルパイを覗けるのはひとりの時くらい。誰かがいたら、きっと椅子に座ってしまうから。




