蕎麦

Journal 27.4,2018

中目黒のBRICK&MORTARで合同展のレセプションだった。数日前に夫に伝えてたからか、友人を沢山連れて、酒を飲んで騒いでた。

今朝、家で夫が騒いでたたから、何だかおかしいけど、遠くに夫がいるのを見つけて、どきっとした。周りには何も言ってない。誰も知らない。

広い会場で夫の気配を感じながら、知り合い達と話をする。不思議な時間だった。

手羽元甘酢焼き

Journal, 和食 26.4,2018

手帳に夫への手紙を書く。
どうか、一年後の今日、私たちは幸せでありますように。

夫の癇癪がずっと止まらない。お酒を呑んでも呑んでなくても、症状が同じになってる。

ズッキーニの焼きそば

Journal 24.4,2018

夫と久しぶりに夕飯を食べる約束をした。
仕事を終えて中目黒で待ち合わせをすると、既に酔っ払って悪態をついてた。時間は夜の20時。今日、仕事だって言ってたのに、一体何時から彼は飲んでたんだろう。

夫が通ういつもの居酒屋で、ビールを頼むと怒ってた。「何、ビール頼んでんだよ」って舌打ちしながら。嫌な予感ばかりが私を襲う。「今日は一杯飲んで、家に帰ろう。梃子も待ってるから。久しぶりに家で食事をしよう。」静かにお願いした。

結局二杯飲んで店を出る。居酒屋の店主に「こいつが帰るっていうから」怒ってた。
とにかく早く帰ろう。これ以上、呑んで欲しく無い。21時、歩き始めた頃に急に大声で叫ぶ。男の喚き声が響き渡って、どきっとした。「俺を自由にさせろ。」夫はそのまま帰らなかった。

30分くらい、そこで待ってたけど、結局メールも電話も出ない夫を置いて家に帰った。身体が冷えて、心も冷たくなって、何が何だかわからない。「家には帰らない。別れるから。」夫からのメール。それから数時間後の夜中に、夫は泥酔して帰宅。

ご飯がずっと美味しく無い。麦酒も。
とにかく食べてる、一生懸命に詰め込んでる。毎日が朝なんだか、昼なんだか、夜なんだかわからないけど、目の前をぎゅうぎゅうにとにかく詰め込んでる。

シャケのハリッサ和え

Journal 18.4,2018

女優の宮崎あおいさんの夫も酒乱だったそう。
だけど、2度目の結婚をした。

ずっと寝れない日が続いてる。夫は朝方に酷く酔っ払って帰ってくる。
ニコちゃんが死んだ事もきちんと話せて無いし、聞いても来ない。

eat LOVE day 1

Journal 16.4,2018

4月11日水曜日、春風のつよい日。
野村浩平さんと、カレのミッチー、そして9匹の猫ちゃんたちのお家へお邪魔したのは3月のニューHello, 展の打ち合わせに行った以来だった。今日来たのは二人の食卓を撮らせてもらうため、そしてそれを分厚いものにしたいから。

ただ、ご飯を撮りたいんじゃなくって、本当に食べてるご飯が撮りたい。見たいのは生きてるご飯。レストランのご飯が死んでるってわけじゃなくって、撮影用に準備されたご飯が死んでるわけじゃなくって、どう言葉で説明していいのかわからないけれど、ここにいるご飯みたいなの。eat LOVE day 1、鍋の中でぐつぐつしたアニスの香りがキッチンを包んだ夜は、アニスみたいに不思議で温かい夜だった。

西館さんのアトリエで。

Journal 15.4,2018

千葉の西館さんのアトリエへ、石井ちゃんを連れて展示の打ち合わせへ行った。西館さんの作品は変わってる。変じゃなくって、とにかくすごい。緻密で、ずっと連なっていて、色々な形を成していて、交差していて、すごく難解だ。

アトリエで数日後に台湾へ納品しにいくという作品を見せてもらった。
「狂ってる!!!」 その一言だった。

人のクリエーションって不思議だ。西館さんのように何か物体を使って作っている人って、すっごく不思議。いつもお酒呑んで真っ赤になって楽しそうに笑って、終電間近に急いで千葉へ帰るだけなのに、その真っ赤の中にはこの難解が詰まっていると思うと本当に不思議。

「やっぱり、どう考えても私にはこれは一生終わらない受験勉強みたいで出来ない。本当に楽しいんですよね?」そんな失礼な質問をすると、「結構、楽しいよ。」あっさりとそう言って、いつもみたいに笑ってた。

朝食

Journal, 和食 14.4,2018

夫は相変わらず帰らない。
毎日、何をやってるのかよくわからない。ライブな日もあれば、コーヒー売ってたり、人のキッチンカーを作っていたと思えば打ち合わせだと言って、夜中に泥酔して帰る。何をやってるのか聞いても教えてくれなければ、タイミング悪ければ、暴れだす。

昨日も。夜までライブをしてまた行方不明。私も今週はL.Aの葬儀から帰ったばかりで、疲れが溜まってる。昨晩は早々にベッドに入った。夜中の2時半くらい、玄関のドアをバタンとして帰ってきて布団へ直行。

朝の6時。むくっと起き上がって半分目がつむったままお腹が空いたと言う。「ご飯かパン?」と聞くと、ご飯と言う。米を炊いて、お味噌汁を作り、ハムエッグに、大根のごま油と酢に漬けたおしんこに、日本茶を入れて、ヨーグルトと果物を準備した。ふらふらと起き上がって「寒い」と言いながらお味噌汁を美味しい美味しいとすすっている。目は未だ半分つむったまま完食、そしてベッドへ戻った。「ああー幸せ。」そう叫んで、また寝た。

また、平和な毎日が戻ってくるといい。

特急タコライス

Journal, 洋食 12.4,2018

母がハマってるタコライスの素をくれた。ものの10分でタコライスの出来上がり。x

特急タコライス
Knorr Fiesta Sides Taco Rice
トマト缶
オリーブオイル
玉ねぎのみじん切り
ピーマンのみじん切り

デトロイト風ピザトースト

Journal, 洋食 11.4,2018



アメリカのフード雑誌でデトロイトピザの記事をみた。どうやら生地にバターをたっぷり塗って、ピザ、ソースの順でトッピング。なんだかすっごく美味しそう!と思って早速作ってみたら、トッピングの順番変えるだけでこんなに違うの!!ってくらいに美味しい。

デトロイト風ピザトースト
トッピング用チーズ
[ピザソース]
ドライトマトのオイル漬け
ケチャップ

葬式の夜のディナー

Journal 09.4,2018

L.Aには珍しく前日から雨の予報だったのに、すっかり晴れていつもみたいに青い空が綺麗な日だった。葬儀場から帰る車の中で、レインちゃんが「今からビーチへ行こうよ!」と冗談を言った。最初から最後まで、沢山泣いて、沢山ハグをしあって、沢山沢山笑った。皆が口を揃えていう。「彼は長いツアーにでたね!」って。

ヘレナが家族での晩餐はいつものレストランで過ごしたいって、家の近くにあるレストランを予約した。なんだかお腹が空いているんだか空いていないんだか、何がしたいんだかしたくないんだかよくわからなくて、とにかく本当に疲れ果てちゃって、みんなでブラックホールをテーブルの上からのぞいているみたいな夕飯だった。

だけど、とにかく食べた。テーブルを囲み、皆で笑いあって食べる。肉を切り合って食べる。海老のカクテルを、パンをちぎって渡し合う。食べる。とにかく食べる。

なんだか愛だなって思った。とびきり今夜は悲しいけど、私達家族は同じテーブルで、それぞれに深い悲しみを持ちながら、一緒にテーブルを囲む。とても愛のある夜だった。

カレー

カレー 04.4,2018

慌てふためいていて、何から初めていいのかわからない。
明日からL.A。急いでチケットを取った。

しばらくお家を開ける夫のために、鍋を二つ並べてカレーを作り始める。どっかにいった色々を両手でかき集めるように丁寧に作ろうとするけど気持ちがバラバラだ。作り終わったらまたスーパーへ走る。今日が早く終わって欲しい。

トマトスパゲッティ

Journal 02.4,2018

昨日、中目黒での展示が終わった。
体が泥みたいで、朝から色々やらなきゃいけない事があるのに身体が動かない。昼過ぎに家に戻ってトマトスパゲッティーを作って食べた。ずっと我慢してた涙がぽろぽろと溢れてくる。

初めてL.Aに行ったときかな、トマトの味しかしないスパゲッティーを作ってくれた。
私の横で姉は嬉しそうに山みたいなスパゲッティーをもりもり食べている。幸せそうに食べている。すぐにL.Aも彼のことも、彼との姉の生活も大好きになった。それからキリキャットという名前の虎みたいな豚みたいな、どら猫が一匹。3人と1匹の数週間の暮らしは本当にとっても楽しかった。

姉の旦那さん、ニコちゃんは、リアクションも声も大きいし、運転はすごく荒くてカーレースみたいなことを平気でするし、ナコヘッドとかFuckとかそいういうのを人前で堂々と言うし、いつも騒がしくて見てるだけで笑っちゃう彼に嫁いだ姉に、彼と家族になれた事に、出会った時からずっと嬉しかった。

いつも、「yoyo、美味しい?」「yoyo、元気?」「yoyo、ビール?」「yoyo!! yoyo!! 」と、私の名前を呼んでくれた。

一昨日、展示中に兄から電話が入る。「あつよから連絡あって、亡くなったから。」一言だけだった。わたしも、「うん、わかった。」と要件だけ聞いて電話を切った。二人とも何かを話す気にはなれなかった。

明後日、L.Aにさよならをしに行く。トマトスパゲッティーは、哀しいときも、嬉しいときも、これからも何十回、何百回と、何度だって私は作り続けるし、その度に沢山の思い出と一緒に食べる。トマトスパゲッティの赤いきらきらはきっと彼のように愛がたっぷり。きっとそう。きっとそうだ。

3/23からの展示「Hello,」のこと

Journal 01.4,2018

eat Love
展示タイトルはその筈だった。
ある日、今回の展示で必要なことが「愛!」って閃いて、直ぐに野村さんにFBのメッセンジャーをして、そこから私達の展示が始まる。

あの日も空がとても青かった。撮影に向かう電車で母からの着信、嫌な予感がして電車を降りて直ぐに折り返した。聞きたくない内容だった。撮影中に何度も姉から着信。撮影が終わってから、途中の駅で下車して、ホームの端っこで姉に電話を掛け直す。時間が過ぎる間も無くして、姉が崩れていくのがわかった。言葉が出なくて、ばれないようにホームに響き渡るアナウンスの中で泣いた。

「ニコが死んだの。」
病気がわかってから、あっという間だった。数ヶ月前に一緒に過ごしたクリスマスが、ニコちゃんとの最期の時間。

世界は嘘つきだよ。野村さんにメールする。「食べるは、ポップでハッピーだけじゃなくて、哀しいも含んでいる事を思い出しました。」

野村さんはそこから絵や文章を猛烈なパワーで、本当に台風みたいなスピードで作品をどんどんまとめていった。私は作品の方向性を変えたい事だけを伝えると静かに自分の作品作りへと戻った。

その頃、野村さんは野村さんで抱えている問題があって、自分自身のことをこう教えてくれた。

人にどう思われるか、嫌われないかな、どの人目によって、自分の本質をせばめてはもったいない。自分らしく生きることを、もっともっともっと大切にしよう。僕はそんな誓いをたてました。

Hello,

「今回のタイトルはこれがいいと思うんです」

私はそれから、新しい自分に、私達に、今に、世界に、あなたに、愛している人に、知らない人に、Hello, 毎日でもそう言おうって思った。

DEMELのクッキー

Journal 31.3,2018

りょーこちゃんがDEMELのクッキーをもって遊びにきてくれた。じっくり、ゆっくりと展示を見ていた。彼女の時々の素直で強い言葉が響く。

“なまもの、生きる、そういう煌めきも、混沌も、愛しいも、哀しいも、全部内包された世界。そこからHello,と声をかけてもらった気がします。”

芳名帳に残された言葉があまりに美しくて身体がざわざわした。今回の展示で、この作品がどうだね。とか、この作品は何ですか?とか、そうゆうのは私からさっさと離れて行ってほしくて、私がしたかったことを丁寧に教えてくれたような気がした。夜中にクッキーの箱を開けたら、すごく綺麗だった。どのクッキーがじゃなくて、開けたら綺麗が出てきた。

じぶんへのHello,

Journal 27.3,2018

なんだかんだで冊子好評。
のむらさんの言葉が本当に素敵。言葉ってこんなに綺麗なんだねって。遠くからみたら見えないのに、じっと砂浜を覗くと綺麗な貝殻があちこちに落ちてるように、一つ一つが小さくて美しい形の言葉を見つけたような感じ。

面白いなって思うのは、感じ方って十人十色。ぱらぱらーって見てさっと閉じる人もいれば、目を赤くする人もいる。感動を伝えてくる人もいれば、質問をしてくる人もいる。

いつか夫のライブが見たいって言ってたのむらさんを、夫のライブに誘った。展示会場からすぐ側のバーでライブをしてて、本当にタイミングが良かった。

ライブが終わって、色々と話をする。
彼には彼氏がいる。いつから男の人と恋愛をするようになったのかは知らないけど、男の子でも女の子でもないのむらさんとは、話が本当によく合う。心が優しくて温くて、ほっとする。私は彼の考え方や生き方が本当に好き。

展示4日目

Journal 26.3,2018

夫の様子があまりよくない。
私はずっとお腹が痛い。

何をやってるのか、何を言ってるのかも、ちょっとわからない。
急に怒ったと思ったら、急に収拾がつかなくなったり。

一緒にいない時間の方が楽に思う。
色々な事が同時に動いてる。展示も、夫の事も。

3/23からの展示「Hello,」のこと

Journal 21.3,2018

絵描きの野村浩平さんとの二人展 Hello,
実は作品とはそんなに関係はないタイトルだけど久しぶりに会う友達を見つけて嬉しくって声をかけ合う二人のようにある日突然決まった。Hello!! なんだか私達の今の気分にぴったりで、毎日そう言いたくなった。今回のわたしの作品は生活や食べ物の写真。それは私達姉妹にまつわるちょっとだけ奇妙な愛する食卓のこと。とても小さな小さなちょっと奇妙なストーリーなのです。

秋田

Journal 20.3,2018

夫のライブに秋田について行った。
秋からちょっと夫の様子はあまりよく無い。ライブ中も泣いてて情緒不安定みたいだった。夜に一緒にライブをしてる今野君と、大柴君と話をした。皆んな、夫の事をよく知ってる。今野君がいい事を言ってた。「病気だと思ってあしらったらいいですよ」って。

理解しようと受け止めるから辛くなるんだ。

秋田、いい所だった。
雪が沢山あって、温泉も沢山あって、ご飯も本当に美味しかった。

野村浩平さんと

Journal 16.3,2018

3/23中目黒での展示”Hello,”にて販売する冊子を野村浩平さんと作ってる。

描いて、貼って、刷って、手紙をしたため、ポストまで歩いて行き、雨の日は作品が濡れないでと祈りながら投函をし、無事着いたかなぁとどきどきし、どう感じたかなぁとわくわくする、を繰り返してる。

始めは時間もないし苛々した時もあったけど、大事な事を少しずつ思い出してるみたい。
入れすぎたお風呂みたいに熱々の湯に飛び込んで勿体無いけど、ハッピーが目の前を今溢れでてるよ。Hello, そんな冊子です。流れ溢れでた今のこと。

菜の花のキーマカレー

カレー, Journal 10.3,2018

明るい方へ。美しい方へ。
考えてもわからない事はもう考えるのをやめよう。自分が受け入れられない現実が誰のものかよくわからなくなってるだけ、きっとそのうちにわかるはず。

菜の花のキーマカレー
豚ひき肉 100-200gくらい
赤玉微塵切り 1個
菜の花 ひと束
ニンニク・生姜のみじん切り 各大1くらい
カレールー1、2かけ
ソース(好みで入れたり入れなかったり、好きなソースを)
カレー粉 大2
ターメリック粉 大1
チリパウダー(好み)
ガラムマサラ 大1
クミン 大2くらい(好み)
クローブ 大1くらい(好み)
コリアンダーシード 大1くらい(好み)
[ターメリックライス]
炊いた米
ターメリック
バター
食べる時にレモンと、ピクルスを添える

たたき牛蒡

Journal, 和食 06.3,2018

たたき牛蒡
ごぼう、お湯でボイルして叩いて、食べやすい大きさに切る
[味付け]
醤油:酢:茶色の砂糖 1:1:1
すりごま白

梃子

Journal 04.3,2018


たったの2LDKのマンションで、ときどき梃子をさがす。
だいたい検討はついているし、特に用があるわけではないんだけど呼んでみる。家族3人で、50平米そこそこのマンション。そんなにゆとりのある空間ではないけど、梃子が好きな場所があることがなんだか嬉しい。

Hello,

Journal 04.3,2018

車に乗ったら、懐かしい匂いがした。それは彼氏でも好きな子でもなくって、私に写真を教えてくれた師匠の香水の香り。今日が今日じゃないような、またふりだしにもどってしまったような、いやそれがシャッフルしたミックスジュースみたいな、夜の中を走る車がどこを走っているのかわからないような気持ちになった。それは怖いとか、不安とかじゃない。

「大丈夫。よしみさんは宇宙から来たんだから。」のむらさんは、よくおかしな事を言う。

春にむけて展示の準備を着々と進めてる。タイトルは、Hello,