カテゴリー: Journal

IN ICELAND

Journal 26.10,2019

実は日記とか、夢を手帳に綴ってる。ずっと前にほぼ日のお仕事をさせて頂いてから、綴る楽しみを覚えた私は夜な夜なこそこそと綴っている。手帳の後ろに100の夢リストというのを作り、なんでもかんでも夢を100個書いてる。「大切な人とアイスランドへいきたい。」ユルゲンテラーが撮影したビョークがブルーの水の中で子供と幸せそうに写っている写真がすごく好きで、どこかもわからなかったその地球の果てかのような場所へ本当に行っちゃうとは一ミリだって思わなかった。

早朝にLondonのLuton空港から、Reykjavík行きのLCCに乗ってIcelandeまで数時間。昼過ぎに到着した空港には人が全然いなかった。直ぐにBluelagoonへ直行。青い空の中で、青いラグーンにたっぷりと浸かった。天国気分でビールを飲み、夫と楽しく戯れた。少しすると「滝に打たれたいな。」とか、「あっちの丘の方へ探索へ行きたい」とか、何だか夫がそわそわしだした。何なの?って聞くと「痛い。」と。夫はアトピー持ちで、ラグーンの成分が濃いのか、皮膚が痒痛いと訴えてくる。最悪だ。仕方ないから、先に出てと伝え、飲み干したビールカップを渡した。広大な湯船の中を施設の入り口へと向かって歩いていく夫。途中、マダムとか、マッチョな男に声をかけられてラグーンから一向に出れない。みんなビールが飲みたいみたいで彼にどこで買ったのか聞いている。あわあわしてる夫を見ていたら、何だか不憫になって私も出る事にした。私の夢は一時間で終えた。

日本食

Journal 11.10,2019

長旅から帰ってきた。どこの国へ行ってもなんでも美味しく楽しく食事をできるタイプではあるけれど、今回の旅では毎日のように「日本食が食べたい。」そう呟いていた。帰国して直ぐにスーパーへ走り食材をたんまりと買い込んで、浅漬けやらピクルスやらの瓶詰めやタッパを作って空の冷蔵庫をパンパンにした。そしてカレーを作って、ようやくほっとひと安心。さぁ、次は何を作ろう?気持ちも落ち着いたところで大事なことを思い出した。あ、先日仕事で美味しい餃子の皮が成城石井に売ってるって聞いたんだ。決めたら私はとにかく早い。成城石井に買い物へ行って、たねを仕込んで、お風呂に浸かってほやほやになった身体に麦酒を流し込みながら餃子を巻く。この一連の流れだって美味しさのひとつ。やっぱり日本食を愛してる。

高野豆腐の煮物
ジャコのグリーンサラダ
パイタン風卵のスープ
ニラと白菜の餃子
夫は酢醤油と、辛い豆豉醬のタレ
私は酢胡椒と、黒酢のタレ

夕方に明太納豆卵かけご飯を食べたばかりだから軽めの餃子夕飯となった。日本食を愛してる。今夜も最高だったよ。

Copenhagen

Journal 01.10,2019

ちょっと経由しようくらいの気持ちでコペンハーゲンに行った。ふらふら街を散歩する。住宅街に入ると家の窓にカーテンが無くてどの家も丸見えだった。それに何だか人がみんなにこやかだ、スーパーのレジの店員さんだって笑ってる。道を急いでる人なんて一人もいない。それに、こんなに寒くて空も青くないのに、みんな穏やかだ。カフェに入ると、家族連れだとか、カップルがゆっくりお茶してる。大声で喋る人も、頼んだ料理の写真を携帯で一生懸命撮ってる人もいない。不思議だった。何だかすごく好きになりそうな予感がした。次はゆっくり来よう。

10日間のおやすみを頂いて北欧へ行きました。IN LONDON

Journal 30.9,2019

20代はじめ、沢山旅に出た。
私には勿体ないくらいに、可愛くてオシャレで面白くって、東京!って感じの元気な友達に恵まれ、十分に刺激的で満足のいく毎日だった。青山や渋谷のクラブに行って、流行りのお店で食事して、流行りの洋服を来て、みんなでフジロックへいく。どれも嫌じゃないけど、当時の私にはなんだかちょっとしっくりこなかった。小銭を貯めてはエアチケットを買って成田へ向かった。バックパックを背負って色々な場所を旅した。どこかの国へ行っては、マッチ売りの少女みたいに温かい場所で食事をしてる誰かの窓を覗いては、私なにやってんだろ。って悲しくなったりして。だけど、気持ちよかった。そうやって何回も何回も旅を続けて、毎回のように後悔して、毎回のように怖い怖いってどきどきしながら、新しい国を歩き、新しい何かに出会って、そうこうしているうちに25歳くらいになって、旅はやめた。「いつか立派になったら、またヨーロッパを旅しよう!」そう胸に決めてから、あっという間に10年がすぎていた。

夫との10日間のヨーロッパ旅行。一応新婚旅行だ。「100回新婚旅行に行こう!」と夫が言い出したのが数年前。結局どれが新婚旅行なのかわからなくなったが、きちんと旅行として手配した今回の旅を私は新婚旅行だと思ってる。久しぶりのヨーロッパ放浪。思い出に残る旅にしよう。

日本から17時間くらいかけてLondonへ到着。カタコトでさえ英語を喋ってくれない夫のお守りみたいな日が続き、写真を撮る余裕もなくって、Londonで早々に大喧嘩。Londonは夫のために経由したようなものだったのに、おんぶに抱っこ状態な夫にいい加減耐えられなくなった。「もう日本帰れ!」つい口走ってしまった。Oxfordあたりを過ぎた頃だった。とにかく一人で旅したい。切実にそう思った。夫も私の態度にブチ切れて何か酷い事を大声で言っている。強い雨が降り始めていた。もう一緒にいたくない。このまま街へ消えてしまおう、早足で通りへさっと入って歩き始めた。清々しい気分だ。私の旅が今始まった!みたいな気持ちでわくわくする。しばらくして後ろが気になって振り返る。逆ギレしたはずの夫が、子供みたいに小さくなって私の後をついてきていた。なんだか、ごめんねって思った。そうやって私達の旅はLondonから始まった。

Londonで食べたもの。
EastLondonのカフェでカフェオレ
パブのフィッシュアンドチップス
パブのビール
レストランのフィッシュアンドチップス
スーパーのかちかちご飯のスパイシーロール
バナナ
REGENCY CAFEのイングリッシュブレックファースト
Sohoのカジュアルなイタリアンでマルゲリータ
ベーグルサンド
スーパーでスナックとビールとヨーグルトとスコーン

Chichiのお父さんの夕飯

Journal 17.4,2019

年末に家出して、L.Aと、San Franciscoへ行ったのを忘れてた。もう写真をやめようって思った3年前が嘘のように、毎日毎日来る日も来る日もカメラを持って写真を撮りに出かけることが増えた。自分でもびっくりするくらい毎日写真を撮ってる。ここ数日、急にぱたりと仕事が無くなって、家出した日を思い出した。

どんなに辛い事があっても、たとえ涙を流しながらだって、美味しいご飯はパクパク食べれる。そして、それは心とは裏腹に美味しかったりして嫌になっちゃうほど。そんな事を思い出した。東京を離れて思い切りに頬張ったピザは最高に美味しかった。いつものようにピザを作るchichiのお父さん。chichiはダイニングでクリスマスパーティのために作ったDJブースで踊ってる。姉も一緒に踊ってる。

レンティルのスープ。お父さんのピザ。いっぱいいっぱい食べた。

eat LOVE day 15 /// eat LOVE

Journal 31.3,2019

どこか当たり前になってしまったeat LOVEの活動。ふたりとの関係はだんだんと家族のようになっていく。ふたりの生活の中で撮る料理は、仕事のあれやそれや、家で撮る食べ物とは全然ちがくって、なんだか色っぽい。のむらさんはお兄ちゃんで、みっちーは弟みたいな気がしてるけれど、やっぱり私はふたりの愛の生活にお邪魔してるのだ。ふたりの食卓に座る。ちょうど良い温度でだされた食事は今食べてって感じでお皿の上にいる。愛には賞味期限があるみたいな言葉があるけれど、愛が食べれるならほんとうにそうだと思う。

色っぽい食事と春うららかな午後。3人で作ったeat LOVEのZINEの増刷作業をしてる。けど、正確に言えば、のむらさんはひとりでぼーっとしたり、絵を描いてた。みっちーは、すこし斜め上を見て宇宙と交信して、時々私たちと会話を交わしてくれる。そういういつも通りの午後だった。

みっちーの初めての展示が今週末にある。とてもみっちーらしい素敵な作品。

eat LOVE day 14 /// 春だよ。

Journal 23.3,2019

たったの一年で色々な事が目まぐるしく変わっていった。
だけど、なんだかな、こうして三人で食卓を囲む事を続けてる。わりと自然に。食べる事と生きる事と、幸せになろうっていうのが、どうやらまだまだ、まだまだ重ねていきたいみたい。そうして私たちの作品がどんどんと膨らんでいく。アーティストの野村浩平さん。刺繍作家のイトウミチヒロさん、わたし。今日も一緒に食べてる。

バインミー

パン, Journal 11.2,2019

最近、お腹が空かない。時々こういう時がやってくる。朝食に、夫の分だけバインミーを作って、寝癖で頭が爆発してる彼が食べるのを横に座ってコーヒーをすすりながら見てる。たぶん、我儘を言わなければこういう時間もそう悪くは無いのかもしれない。いや、もしかして、数年前の私ならいい時間だったのかもしれない。

1月26日

Journal 26.1,2019

夫を無理やり病院へ連れて行ったら、インフルエンザだった。仕事の人に迷惑をかけたくないから、私は健康だから自費で注射を打った。何で私は自費なんだろう。

ひとり食卓

Journal 25.1,2019

夫が夕方に帰ってきた。体調がとても悪そうだ。夜中以外に帰ってくるなんて久しぶりすぎる。彼が早く帰ってくるのは、二日酔いで仕事をサボって寝ている時か、体調が悪い時。それ以外は無いに等しい。だけど、いつも、「今日は22時に帰る」って言うから食事を支度して待ってるのだけど、その今日はなかなか来ない。来るのは泥酔して夜中の3時過ぎに帰ってくるバケモノだけ。早く寝た夫にお粥を作って、いつものように、ひとり食卓。何を食べたのか覚えてないような食事を食べた。

焼きトマトのスープ

Journal 23.1,2019

頑張っても頑張ってもぜんぜんよくならなくて、あー辛いっていう日々の連続でも、まさか私の人生にこんな事が起きるなんて!と信じられなくても、温かいスープをすすると「美味。」って、ほっとなる。人間って強いな。

焼きトマトのスープ
コンソメ
水orあればガラスープ
オリーブオイルで塩胡椒と焼いたトマト
バゲットなどの余ったパン

12月27日

Journal 27.12,2018

心がずたずた。そんな時でも撮影はある。
今日はフジモンと、占い師のジョニー楓さんの取材で西荻窪へ行った。
GINZAだとか、色々な場所で引っ張りだこのジョニーさんに会えるなんて、何だか嬉しかった。

撮影が終わって、ジョニーさんが「見てあげますよ。」って。
今はとにかく誰でもいいから話を聞いて貰いたくて、一つ返事でお願いした。

ジョニーさん。とにかくチャーミングで可愛かった。
夫の事を相談する。「このお兄ちゃんは、才能はそんなに無いけど、いい人間。お酒はやめないと。彼の人生、これが最後のチャンスだからね。お酒はとにかくダメ!!」

何だか、とってもおかしかった。
明るい気持ちになって、フジモンとバイバイした。

今年最後の仕事、おかしな仕事だったな。
だけど、元気になった。ありがとう。

L.A Day2

Journal 21.12,2018

家出をする為にL.Aに来た。
夫の酒が治らない。私が家を出て、何の意味があるのかわからないけれど、胸が今にもちぎれそうだけど、ここは大好きだけど、家に帰りたい。また平和な生活に戻りたい。

トースト

Journal 15.12,2018

小さい頃から、ちびまる子ちゃんも、サザエさんも、友達の家も、親戚の家も、どこの家もそうだった。みんな家族で食卓を囲んでた。時々例外はあったけれど、それは例外って感じだった。私は昭和生まれで、子供の頃は、デニーズやマクドナルドは家族でご飯を食べる場所だった。一人でランチする場所でも、時間を潰す場所でも無くて、家族で食事をしに出かける場所だった。

トーストに、スクランブルエッグ、季節の果物がテーブルに並ぶ。
熱々のトーストに塗ったバターが溶けておちていく。「温かいうちに早く食べちゃいなさい。」母の声が私を呼ぶ。温かいうちに食べなさいだなんて、なんて愛の詰まった言葉だろう。家族っていうのは、そしてそこで行われる食事、食卓っていうのは一体なんなんだろう。

手羽元の酢煮

Journal 14.12,2018

友達に心療内科に相談してみたらいいよって教えて貰った。
そんなに気負いすぎないで、気軽には行けないかもしれないけど、怖い場所じゃないから、本人が行かなくてもいいから行ってみたらって。

肉じゃが

Journal, 和食 12.12,2018

今日は肉じゃがを作った。だけど今夜も帰らない。

友達に話すようになって、気づいた事があった。この問題は私が乗り越える問題じゃないって。じゃあ、あと半年、半年と決めて、信じてみよう。もうこれ以上、自分を犠牲にしちゃいけないって。

怖い事も、酷い事も嫌だ。優しい世界がいい。もう、無理もしたくない。

スパゲッティ

Journal, 洋食 24.11,2018

数日前から夫がいなくてよく眠れる。
朝から気分がいい。お昼はスパゲッティを作った。天気もいいし、いい土曜日。

モーニング

Journal 09.11,2018

夫の実家近くの喫茶店で食べたポテトパン。すっごく美味しくって作ってみた。いつもの我が家の朝。だけど、ある日突然いつもじゃなくなる日がくる。先週に撮影で会った編集長さんがハイデガーの話をしてた。昔ハイデガーの本を少し興味持って読んだのを思い出した。結局難しくてよくわからなかったけれど、当時も今も知りたいのは、時間のこと。単位じゃなくって、こうして流れていく時間に色々が重なったり、想ったりすること。

だけど作るよ。ポトフ

Journal 07.11,2018

まだ彼氏だったとき、深沢のマンションの私の部屋に遊びにくるようになった秋のはじめ。お鍋たっぷりに作ったポトフを「めっちゃ美味しいやん!どうやって作ったん?これ売れるで!」って目をまん丸くして、パクパクと食べていた彼を覚えてる。それから3年後、夕飯のポトフを前に「ポトフ、好きじゃないんやけど」って言いだした。今夜はそのポトフ。

ポトフは野菜を沢山食べれるし、忙しい時にはすぐに出来るし、ほっとするし、朝でも夜でもいつでも食べれるし、余ったらスープカレーとかにしたっていいし、それに何だか目をまん丸くした夫の顔を今でも覚えてるから作りたくなる。その次の顔も、もちろん忘れてない。だけど、私が作りたいから作る。

台南で食べたかき氷と小籠包

Journal 02.11,2018

夫と台南に行った。
夫との時間が少しずつ少しずつ戻っていくように思う。

二週間前にお母さんに相談した。ずっと誰にも言わなかったけど、もうダメだって思って、相談したら直ぐに大阪から駆けつけてくれて。大変な事があった後だったから、夫も少し気づいてくれた。これから、少しずつ元に戻ってくれたらいいと思う。

お酒を呑まない夫は、とても穏やか。

塩と胡椒のサンドイッチ

Journal, Sandwich 26.9,2018

母が使う調味料は結構シンプルだった。

塩と胡椒とちょっとマヨに、ちょっとマスタード。そしてマーガリンだけなのに、いつも最高に美味しい母のサンドイッチ。「カットするときにパンをギュッてするの!」と、手際よくお皿にサンドイッチを並べながら母が言う。ふわふわのパンをギュッとしちゃうなんて!!子供の時にすごくその光景にどきどきしたけど食べたらわかる。ギュッとしてるのが美味しいのです。

塩と胡椒のサンドイッチ
マーガリンを塗って焼いた食パン
塩と胡椒のオムレツ
炒めたキャベツ
マヨネーズとマスタード