
今夜はアカリちゃんが遊びに来てくれた。今日も夜更けまでお喋りがつきない。夫の悪愚痴も散々吐いて、聞いてもらった。今、とても寂しい。最近の夫はまた少しおかしい気もする。だけど時々あること。夫はまるで家出したかのように家庭を脱ぎ去りツアーにでると、殆んどおとさたがない。明後日、10日ぶりくらいに帰ってくる。

今夜はアカリちゃんが遊びに来てくれた。今日も夜更けまでお喋りがつきない。夫の悪愚痴も散々吐いて、聞いてもらった。今、とても寂しい。最近の夫はまた少しおかしい気もする。だけど時々あること。夫はまるで家出したかのように家庭を脱ぎ去りツアーにでると、殆んどおとさたがない。明後日、10日ぶりくらいに帰ってくる。


「お願いだから、絶対にツアーで呑まないで、絶対に。絶対に。続けると、また始まるから。絶対に。」ひつこくメールする。お願いだから、飲まないで。私の願いはそれだけ。
「大丈夫だよ。」夫からの返信。

昨晩、夫にぶち切れた。
夫は酒を絶ってる。酒を呑むと、暴れたり、罵声をあげたり、手に負えない。だからお酒はずっと控えていたのに、早く帰ると言った夜に呑んだ。過去にもたくさんある。人が死んだから呑んだ。友人がわざわざ会いに来てくれたから呑んだ。世話になってるライブハウスの周年だから呑んだ。翌朝の言い訳なんてどうでもいい。「とにかく呑まないで。」と約束をしていた。夜中の2時過ぎ、チャイムが何度も鳴ってドアを叩き騒いでる。玄関は開けなかった。翌日は朝から撮影。心はしっかりと痛んではいるけれど、心は切れても写真は撮れる。ああ、この感じ。またかと思った。久しぶりだけど、全身でよく憶えてる感覚。
仕事が終わってからLINEで怒りを露わにした。「俺に死ねって言ってるの?」昨晩とは打って変わって、全くの別人と話してるよう。夫が弱っていくのがわかる。だけど私の怒りは噴火し続けた。だって、もう許しちゃいけないと決めたんだ。昨年の色々でもうお酒は飲まないって家族会議をしたのだから。わざわざ大阪から出てきてくれたご両親と四人で話し合った。勿論、うちの親には言ってない。兄にも姉にも、友達にだって。これは私達家族だけの秘密。
今日からしばらくツアーにでた夫。勝手にやればいいと思うけれど、胸が痛い。怒るのはとても悲しい。今日はひとり晩酌をしよう。そう思って重い腰をあげてつまみを作る。やっぱり気持ちが乗らない。渋々と料理を続ける。出来上がったつまみは美味しかった。作ってよかった。ビールも美味しい。胸はまだ痛い。だけど、なんだか謝りたくなった。


姉がアメリカに住むようになってから、年に何度か姉の家に遊びに行った。とくに観光するわけでもなく、ぷらぷらと住むように暮らすだけ。そんな行ったり来たりを繰り返す中で、様々な人種の人が住み、生活をし、沢山の文化やアイデンティティが溢れるアメリカから帰国する度に、日本が、私の住む東京が、小さくてちょっと閉鎖的なように感じる事が時々あった。ここ2年と少し、仕事で料理の写真を撮る機会が増えて、大好きな東京で写真を撮る事は楽しい。だけど、ずっとここで見る世界だけで、本当にいいのかな、って。東京が小さくて狭い世界だった事を急に思い出して、もう終わっちゃう展示を見に慌ててLondon行きの飛行機へ飛び乗った。
—展示の説明——-
Feast for the Eyes – The Story of Food in Photography in London
Feast for the Eyesは、写真の主題としての食の豊かな歴史を探求します。基本的な食事から退廃的なごちそうまで、食べ物は感覚を呼び覚まし、私生活と公生活の両方に触れます。食べることはもっともありふれた行為の1つですが、私たちの儀式、宗教、お祝いの中心でもあります。食べ物は私たちの欲望と空想を反映しています。性からの変換、ステータスのシグナル、政治へ関わることができます。一般的に手元にある主題として、食べ物は広く描かれ続けています。今日、あなたの食べ物の写真はこれまでにないほど人気があり、ソーシャルメディアでの写真共有を通じて、写真は食事体験の一部になりました。また、食べ物の写真は、食べ物そのものと同じように、家族、伝統、家庭、富、貧困、性別、人種、喜び、嫌悪感、消費などの問題について根深い疑問を提起する可能性があります。
2つのフロアの上に提示され、140以上の作品を、黒と白のシルバーゼラチンプリントや色のプロセスとの初期の実験から現代作品まで、展覧会は3つの主要なテーマの周囲に配置されている。



テーマ1 “Still Life” は、食品写真と絵画の中で最も人気のあるジャンルの一つとの関係を追って、伝統に触発され、時代の流れの中でどのように変化してきたかを示す作品を特集している。


テーマ2 Around the Tableでは、食べ物の消費を中心に行われる儀式や、私たちが食べる食べ物や一緒に食べる人たちに反映される文化的アイデンティティについて見ていきます。



テーマ3 Playing with Foodでは、ユーモア、楽しさ、皮肉が込められているとどうなるかを示している。この展覧会では、食品写真の視覚的・社会的な歴史を紹介する雑誌や料理本も多数展示。
参加作家
荒木経惟、ナン・ゴールディン、マーティン・パー、マン・レイ、 シンディ・シャーマン、ウォルフガング・ティルマンス 、 ウィージー等、他多数。
by aperture and Photographers gallery websites
The exhibition is curated by Susan Bright, author of Feast for the Eyes: The Story of Food in Photography, and Denise Wolff, Senior Editor at Aperture Foundation.
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昨晩、はっとした事がありました。回数は人にもよるけれど、食事って1日に3回の行い。そのたったの1回が抜けただけでも、まぁまぁなビッグニュース。イライラしたり、そわそわしたり。しまいには、喧嘩を始めるカップルもいるかもしれない。だけど、また明日も、その次の明日も同じように食事をする事を繰り返す。なんて、面倒なんだろう!!街には溢れんばかりのSNSの料理写真や、本の売れないこの時代に料理本の新刊が本屋に当たり前のように並んでいます。あー人間の人生は食事に呪われてる。そう思いながら、キムチを漬けていました。あーもう完全に私も呪われちゃってる。本当に危なかった。この危機をキムチで忘れてた!!このままこの小さな都市で、来る日も来る日もレンズの向こうに東京の食事。明日の事ばかりで昨日の事など考えないんだろう。歴史も文化も日常も、色々なテーマを通して静かに料理写真を見る機会となった今回の展示。美味しい不味いだけじゃなくて、食べる物が私たちに与えてる大きな影響(チャンスかも!)を、私は東京の誘惑に引きこもって見逃しちゃうところだった。
It’s nice to go to a trendy restaurants, to buy hot sweets,
but it may not be so easy to find something delicious!

メトロミニッツの撮影で伺った料理家の中川たまさんのアトリエ。棚に飾ってある小さな瓶詰めの小さな林檎が可愛くて尋ねると、アップルビネガーなのだとか。オオゼキで小さな林檎を見つけたので早速作ってみた。

昨年末あたりから菌活にはまってる。大根の糠漬け、昨年仕込んだ生味噌、こないだ作った自家製キムチ(甘みは砂糖は使わずに林檎のすりおろし)、有機納豆。ほんのちょっとだけ美意識高めな夫は嬉しそうに食べてくれる。味噌汁はいつも汁を残していたけど「アトピー治るから飲んだ方がいいんだってよ。」と、勧めると素直に飲み始めるようになった。冷蔵庫に菌棚を作って、色々なお味噌とか糠床とか塩麹などをしまっているのだけど、冷蔵庫開けてはニヤニヤしちゃう。
















「ランチはボブンが食べたい!」パリに住むまゆみちゃんにメッセージ。大好きなパリのボブン。大好物。東京で探しても中々見つからないボブン。すごく愛してる。簡単に言うと汁なしヌードル。ベトナム料理だと思う。米粉のヌードルの上に、生野菜や香菜にがたっぷり乗っていて、味はナンプラーとチキンブロスとかなのかな。ボリュームがあるけど、ぺろっと食べきっちゃう。
今回、パリに来たのはまゆみちゃんに会いたかったから。だから、特に何もしないつもりだった。気の赴くままに。まず、街で待ち合わせてボブンへ直行。それから、ニューチャイニーズって感じのカジュアルな中華を食べて、マルシェで野菜やチーズにバターにオリーブに惣菜を買って、CLAMATOってゆうシーフードが美味しいセンス抜群なお店で牡蠣とビオワインを飲んで、好物のパンオショコラとクロワッサンを食べて、可愛カフェでお茶して、高級老舗デパートのボンマルシェで食材と料理本を購入。
ロンドンでは、イングリッシュブレックファーストにも付いてくる豆、パブのパイにも付いてくる豆、肉が苦手だからベジを選ぶと必然的に豆、という具合に、豆、豆、豆ばっかり食べた私は、血液中が豆でどろどろ。そんな私をパリのフレッシュな食材たちが心身共に癒した。お陰で食欲は止まらない。美味しくて最高なパリ。あっという間に時間が過ぎて東京へ帰った。
最高に美味しくて楽しかった。まゆみちゃん、メルシー。

なんだかバタバタした一週間だった。冷蔵庫を開ける度にもやもやしながら過ごしたように思う。ようやく日曜日。冷蔵庫の奥にすっかり忘れてた塩麹を発見。恐る恐る開けると、ぜんぜん発酵が進んでないみたいな感じ。これ大丈夫なのかな。LIFEで安かった手羽元と塩麹を袋にいれて揉み込む。夫はしばらくツアーでいない。一人だけど鍋が食べたい。出汁と、塩麹で寝かした手羽元を塩麹ごとお鍋へ。野菜もたっぷり入れてゆっくりと煮込む。ひとり鍋って結構楽しい。

夫が好きな鯵の干物。私は苦手だから余り食べない。だから、当たり前のように余ってしまった干物はいつもオイル漬けとなる。今日は、オイル漬けのオイルでズッキーニのパスタを作った。

こないだのパリでのこと。マルシェでマユミちゃんに教えてもらったバターを見つけた。けれど種類が多いし、フランス語が全然読めない。お兄さんに聞いても英語が喋れないみたいで、日本人の観光客が困ってると思ったんだろう。丁寧に値段を教えてくれた。違うよ。味が知りたいんだけどな。
前にフランス後は英語の変形だからシルエットが似てるっていう話を聞いた事がある。シルエットで想像してみる。発酵バターはノーマルが無塩だろうからきっと敢えて記載はしない筈、Demi-selっていうのはきっと有塩だろう。Demi-sel の方を買ってみた。バターひとつ買うだけの話だけど、なんだかちょっと誇らしい気分。トーストしたパンに塗って食べる。バターだけを食べてしまいたいくらいに美味しい。

有元葉子さんのレシピが好き。だけど、有元さんの料理って、あまりに美しすぎて「私、有元さんが好き。」と言うのは少し気が引けてしまう。だけど、オイル煮のレシピは簡単。私でも十分出来る。ざっくりとやるというのがポイントのレシピだからだ。今日は青菜の代わりに白菜ときのこのオイル煮にした。


今日はオーガニック食材店の取材で、蓮根を買って帰った。オーガニックだから皮はそのまま。オーガニックの何がいいって、野菜の皮を剥く手間が省ける事。













ロンドンは東京みたい。
たぶん暮らせそうな気がする。食事を除いては。慌ただしくて、淡白で、便利で騒がしい感じが東京の生活みたいで直ぐにフィットする。レストランは毎回の如く予約せずに、ふらふら店に入る。今回のお目当てはDishroomと、Breakfast club。他にも行きたい店はチェックしてたけど、お腹いっぱいでやめた。Dishroomはインドのボンベイカフェスタイルが由来だそう。とにかくむちゃくちゃ素敵な雰囲気。私はお肉がダメだから、スパイスたっぷりなイングリッシュブレックファーストのvegan plateに。とはいえ、豆ソーセージに、豆サラミ?に、豆煮込みに、豆過ぎる。Breakfast clubではメキシカンフルイングリッシュプレートに。味はいい。だけどもう豆を食べたくない。パブに入ってパイを頼めば、今度はグリンピース。もう嫌だ。豆。鼻の上にずっと豆がいるみたいなLondon daysだった。
ボローマケットのキャロットケーキは最高だった。

友人と集まって家でキムチを漬けた。皆でわいわいと一緒に作ることがとても楽しかった。友人らが帰宅してから合わせた様にお夫が帰宅。急いでオオゼキで生牡蠣を買ってきて、漬けたばかりのキムチと和え物に。ぎゅうぎゅうな濃厚な味だった。

坂田阿希子さんの本でタラコのレモンオイル漬けっていうのがあって、いつもとはちょっと違うレシピで明太パスタを作ってみた。はじめてのレシピに緊張。そして失敗した。味は最高だったんだけどパスタが硬かった。


スーパーでカートを押していた時にふと目に入ったツイストドーナツ。懐かしい。ふわふわで、細かい砂糖がついてて、一瞬で食べ終わっちゃうやつ。この形って、すごくいい形だよなぁって思う。チョココロネもそうだけど、食べやすいし、とても愛着のある形。
かまどさんが割れた。ベランダの台に干そうとした時に手を滑らせて、真ん中からパカーンと綺麗に割れた。お見事って感じ。夜に仕事から帰った夫に土鍋が割れた事を伝えると「不吉な予感だ。」とビビってる。「もう10年以上使ってきて、沢山米も炊いたし、冬は鍋に使ったり、本当にご苦労さまだよ。もう寿命だったんだよ。不吉でも何でもない。」散々お世話になったかまどさんに向かってなんて失礼な事を言うもんかとカッとなってしまった。
20代はじめ、真面目なマクロビ二ストだった私は玄米を炊く為にかまどさんを買うか、カムカム鍋を買うかすごく悩んだ結果、かまどさんを購入した。本当に今日まで大変 にお世話になった鍋だ。
考えてみると、調理器具には思い出が沢山詰まってる。そこそこ値段のした物もあれば、IKEAで数百円で買った物もある。あと何年料理ができるんだろう。そう考えたら欲しい道具はすべて買い占めたい。だけど、この小さなマンションに沢山の調理器具を置く場所もないし、観賞用になってしまうような買い物はあまり乗り気がしない。だからきっと、今日みたいなタイミングが来たらサヨナラだけど吉日だ。未来の私の料理道具を想像すると少し楽しくなった。未来っていうのは、明るくなるようにきっと出来てる。

坂田阿希子さんのレシピ。ずっとやってみたくて、2週間、いや一ヶ月くらいかな。綺麗なタラコを探してた。タラコの檸檬オイル漬け。

冷蔵庫の奥に真っ黒なバナナの房を発見した。はっきり言ってもう誰なんだかわかんない、冷蔵庫の影になりかけてた。だけど、全然悪くない。いい感じ。ボールに卵、甜菜糖、オイル、豆乳を入れて混ぜ合わせる、そこに熟れた真っ黒を数本いれて、フォークの裏で軽く潰す。ベーキングパウダー、薄力粉を数回に分けて粉気がなくなるまでさくっと混ぜ合わせて、型に入れてオーブンで焼く。甘くて風味のいいバナナケーキの出来上がり。

新大久保で調達したスパイスや豆などを瓶に入れた。大量に買ったひよこ豆は、半日ほど水につけてからボイルしてオリーブオイルと酢少々に漬けた。マスタードシードは先日撮影の時にモデルのAYUMIさんに伺った簡単でとっても美味しかった酢漬けのレシピ。日付もきちんと忘れずに。瓶って本当に素晴らしい。

昨年、RiCEのカレー号の撮影で魯珈の店主さんがカレーを作っている時に聞いた話。「スパイスは少量でもちゃんと香りは出ます。大切なのは新しいものを使う事。香りは数ヶ月でどんどんと無くなって しまうから、買いだめしない方がいいです。」との事だった。
私のスパイス事情と言えば、L.Aの姉の所でアルメニアのスーパーへ行くか、新大久保に行った時にここぞとばかりに買いだめする。何て事だろう。最近、なんだか香りが足らない感じがして、日に日にスパイスを入れる量が増えていた。帰ってすぐに後ろ髪引かれる想いでゴミ箱へどさっと放り込んだ。本当にごめんなさい。そして、さよなら。
あの話を聞いてから、近所のスーパーでは揃わないスパイスを切望しながらカレーを作った半年。今日はようやく新大久保にスパイスを買いに行けた。久しぶりだね、香りたっぷりカレー。

5つ年が離れた双子の兄と姉がいる。
兄は優しくて、本の虫で、大学に入ればきちんとモヒカンみたいな事もやったけど、ずっといつもい つでも穏やかで長男らしい丁寧な男だ。鬼も悪魔も臆する事がない、海を渡り遠くの国にいても私を助けてくれる長女の姉とは正反対。
二人同時に産まれてきたのに南と北、太陽と月、塩と砂糖みたいに真逆な性格なのは先天的としか思えない。姉が教科書を手にしてる所なんて一度だって見た事がないし、何回も何十回と教えても緑色のひらひらした野菜を「葉っぱ、きら い!」と言ってた。
そんな頃、兄は練馬の婆ちゃんの白菜漬をきちんと受け継いでいた。うちの正月といえば、東村山にある従兄弟の家に泊まり、夜は誰かが跡形もなく殺されてゆくような恐ろしいホラー映画とカラオケ三昧。それから練馬の爺ちゃん婆ちゃん家で酸っぱい白菜漬と血みたいに真っ赤で大きな鮪をたらふく食べ、私達三兄妹はセールで人がごった返す池袋にお年玉を持って買い物に行くのが恒例だった。結婚してから正月は東京で過ごす事が多くなったけれど、兄が漬ける白菜漬を食べると正月を思い出す。今年も酸っぱくて美味しかったな。温かいご飯に乗せてパクパク食べる。あっという間に完食。

何度作ったって飽きない。「あー疲れた!」「あー寒い!!」「栄養チャージだ!!」って日は豚汁が食べたくなる。鍋に肉を炒めて、味噌を焼き付ける。少し焦げちゃうんじゃないかってくらいにおもいっきりやる。そのあとに、水と、ごろっと大きめに切った不揃いの野菜と、手でちぎったり蒟蒻を入れて、野菜に火が通ったら、味噌で味を調節。焼きつける味噌は赤味噌や仙台味噌とか濃い色のお味噌。お気に入りは五味醤油の甲州やまごみそ。あとから入れるお味噌は気分で違う味噌にしてもいい。甘くしたい時は麦味噌にしたりとか気分で合わせ味噌にするのもちょっと楽しい。ここ3日くらい時間に追われて家の中でも小走りしてた私のカラダ中を足のさきっぽまで豚汁が沁み渡っていく。ぽかぽかして、美味しい。おやすみなさい。

先日、梃子が窒息死しそうになった。いつものように小型犬用のガムをあげて遊ばせていたら、急におえっ、おえっって呻きだして、振り返った時には泡を大量に吹いた。直ぐに駆け寄って抱きかかえると、ぐにゃぐにゃと体から力がぬけ、顔がついたフォックスの首巻みたいになった。顔をみると舌は真っ青、目は焦点が合ってない!!慌てて逆さにしたり、背中を叩いたり、そうこうしてるうちに、息を吹き返した。喉に詰まっていたらしいガムは喉を通り抜けてなんとか飲み込めた様だった。恐ろしくなってネットでガムのことについて調べるとペット用のガムの誤飲事故はとても多いらしく、ものの数分であっという間に亡くなっちゃうんだそうだ。家中にあるガム、ストックしてたガムも全部まとめて「くそやろー!」と言ってゴミ箱に投げ捨てた。
ある動物病院の記事によると、犬の歯っていうのは、硬い物を噛むためじゃなくて柔らかい肉を引きちぎるためのものだって書いてあった。無知のままにぽいぽいと硬いガムをあげていた私は馬鹿みたいだ。とっても申し訳ない気持ちで一杯だ。だから今日は甜菜糖少なめのマフィンを焼いてあげた。「これは、マフィンだよ。」いつも何かあげる時は覚えてもらうために名前を繰り返して言うようにしているのだけどマフィンはあっと言う間に覚えた。ある日彗星のごとく現れたマフィンに梃子は心奪われてしまったようだった。

ずっと丸いテーブルが欲しかった。ビンテージで状態がいいのは30万くらい。なんとも恐ろしい値段。 昨日の朝、Harutaの正月セールに出ていた丸くないビンテージのテーブルを夫に勧めてみる。「すーちゃんは丸いのが欲しかったんでしょ、丸にしなよ。」セール品は諦める事にした。だけど、そ んな矢先にネットでたまたま吉祥寺のPleaseで破格の丸テーブルを発見。連日ベッドから起きてこない夫を叩き起こして電車で向かった。今日の朝、一番で到着。「このテーブルは 料理映えするね。」ご機嫌そうに夫が言った。ようこそ我が家へ。ランチはトマトと茄子のスパゲッティーにした。